スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さやか「手料理ねぇ」

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:16:51.80 ID:/UKJiY4t0


さやか「よーし、じゃあやってみるか」

さやか「あたっ!うわぁ……指を切っちゃうなんてベタな」

さやか「あちちっ!!うわ、肉が焦げついちゃって離れない!?」

さやか「レシピの通りにやったはずなのに……なにこのべちゃべちゃな野菜炒め」

さやか「こりゃひどい……見栄張っちゃったのに、まいったなぁ」

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:18:53.03 ID:/UKJiY4t0


まどか「さやかちゃん、元気ないね」

さやか「ああ、ちょっとね……ん?んー……」ジロジロ

まどか「うぇ?な、何?」

さやか「はぁ、駄目だろうなきっと」

まどか「何が!?ひどいよさやかちゃん」

マミ「あら、ごきげんよう二人とも」

さやか「マミさん」

まどか「こんにちはマミさん」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:21:13.97 ID:/UKJiY4t0


さやか「ん?マミさんって一人暮らししてましたよね?」

マミ「ええそうよ」

さやか「毎日の食事、どうしてるんですか?」

マミ「食事?たまに出来合いのものを買うけど、基本は作るわね」

さやか「朝昼晩、全部ですか!?」

マミ「え、ええ」

さやか「マミさんっ!!」

マミ「はいっ!?」

さやか「私に料理を教えてくださいっ!!!」

マミ「お、お料理を?」

さやか「はい!」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:23:35.78 ID:/UKJiY4t0


マミ「そりゃあ教えるのはやぶさかじゃないけど、なぜ急に?」

さやか「実はその、今週末にある人を家に呼んだんですけど、今は両親が旅行で不在でして」

マミ「なるほど、そのお客様に、お料理を振舞うことになっていると」

さやか「そ、そんなところです」

マミ「そのお客様って、誰なの?」

さやか「なっ、なんでそんなこと聞くんです?」

マミ「だって、どんな人かによって献立も変わってくるでしょう?性別、年齢、国籍とかね」

さやか「そ、そんな大げさな」

マミ「そう言わずに。粗相があっちゃ、教える私の立場もないもの」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:27:42.04 ID:/UKJiY4t0


さやか「いやいや、あいつは雑食だし、粗相なんて」

マミ「だって……ご両親が不在の週末、ひとつ屋根の下で二人きりで過ごすほど大切な人なんでしょ?」

さやか「いやっ、べつにそんなんじゃ」

まどか「あー、きっと上條君なんでしょ?ウェヒヒ」

さやか「ちっ、違うわよ!あいつのことはもう仁美に任せてあるんだから」

まどか「じゃあ誰!?まさか、新しい男の人?ウィヒヒヒヒ」

マミ「まあ!美樹さん大胆!」

さやか「だーから違いますって!怖いよまどか!」

まどか「じゃあ誰なの?」

さやか「……ぅこ」

まどか「え?誰?」

さやか「杏子だよ!!」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:30:44.15 ID:/UKJiY4t0


まどか「なーんだ。聞いて損しちゃった」

マミ「あれだけ期待させておいて」

ほむら「引くわ」

さやか「居たのかよ転校生!」

マミ「まあでも佐倉さんなら、確かに何でも食べそうね」

さやか「でしょ?」

マミ「そうね……週末まで何日かあるし、今日から私と一緒に夕食を作りましょうか」

さやか「やったぁ!」

マミ「で、何を作るかだけど、献立は決めてるの?」

さやか「うーん、杏子は普段お菓子とかジャンクフードとかろくなもの食べてないから、
     ここはガツンとステーキとか、ローストビーフとか豪勢なのがいいかなー」

マミ「ふぅん……」

さやか「な、何か」

マミ「そうね、佐倉さんなら……いえ、とりあえず今日の帰りに買い物に行きましょうか」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:33:52.69 ID:/UKJiY4t0


杏子「さやかー、来たぞー!」

さやか「お、いらっしゃい」

杏子「喜べ、今日ははりきって、魔女を2人も狩ったからな!当分グリーフシードの心配はないぜー」

さやか「気が利くじゃない」

杏子「それもこれも、晩飯がたのしみだったからこそだ!」

さやか「待ってて。もうすぐ全部できるからね」

杏子「どんなご馳走が出るのか楽しみだな!まぁ、胃薬は持ってきたから、まずくても焦げてても食ってやるぜ」

さやか「心配しなくても、食べれる料理は作ったつもりよ。テーブルに掛けてて」

杏子「あいよ」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:37:06.01 ID:/UKJiY4t0


さやか「お茶よ」

杏子「サンキュ!ゴクゴクゴク……っぷはー!戦った後の冷たい麦茶は最高だな!」

さやか「ジュースよりも美味しいかもしれないね」

杏子「かもなー!思えば最近はファンタしか飲んでねえからな、家の麦茶なんて久々だよ」

さやか「今年は暑いからね。すでにさやかちゃんは麦茶の量産体制に入ってるわけよ」

杏子「なんだそりゃ」

さやか「はい、ごはん、味噌汁ね」

杏子「おお?」

さやか「香の物、きんぴらごぼう」

杏子「おおお?」

さやか「メインはこれね、肉じゃがとサバ味噌」

杏子「おおおお?」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:37:59.67 ID:/UKJiY4t0


さやか「じゃあ、いただきましょうか」

杏子「なんかあれだな、普通だな。もっとこう、ふかひれみたいなご馳走料理を期待してた」

さやか「フカヒレなんか入手先も調理法も知らんわ!!嫌ならたべなくていいんだからね!!」

杏子「あああそんなこと言ってない言ってない!いただきます!」

さやか「……(とはいえ、杏子の気持ちも分かるんだよね。マミさんったら、どういうつもりなんだろう)」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:41:34.64 ID:/UKJiY4t0


数日前、スーパー

さやか「うわあ、この牛肉すっごい霜降りですよ!おいしそうだな……って、高っ!!」

マミ「さすがにそのあたりは手が出ないわよ」

さやか「じゃあ何にしようかな……ああ、この蟹なんかいい感じじゃ」

マミ「スーパーにある冷凍ものなんて、そこまで期待するものじゃないわよ」

さやか「しょぼーん」

マミ「それより、こういうのはどうかしら」

さやか「安い豚肉?」

マミ「牛肉でもいいけど、私は豚の肩ロースが好きね。次はお野菜」

さやか「玉ねぎ、人参、そしてじゃがいも……これって」

マミ「そう、肉じゃがね」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:45:12.98 ID:/UKJiY4t0


さやか「えー!それってありきたりすぎるというか、安っぽすぎません?家庭料理の定番じゃないですか」

マミ「そこがポイントよ」

さやか「??」

マミ「人を感動させる料理っていうのは、それこそ十人十色。
   大富豪がイワシの丸干しに感動したり、鮎を食べて泣いたって逸話もあるの」

さやか「漫画みたいな話ですね」

マミ「お金をかけたらいいってものじゃないの。それを教えてあげるわ」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:50:00.78 ID:/UKJiY4t0


さやか「(マミさんは自信満々だったけど、これからその理由が分かるって言うの?この何の変哲も無い惣菜で)」

杏子「……」パクパク

さやか「(お、食べてる)」

杏子「…………」モグモグ

さやか「(肉じゃがいった!)」

杏子「………………」ズズー

さやか「(な、何か言ったらどうなのよ!)」

杏子「さやか……」

さやか「は、はい!!」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:53:25.30 ID:/UKJiY4t0


杏子「なんでこんなもの、出すんだよ……ほんとに」グスン

さやか「うぇ!?そんなにまずかった?マジで泣かないでよ!!」

杏子「ちげえよ、うまいよ……」

さやか「じゃあなんで泣くかな!?」

杏子「……こんな料理、ありきたりでさ、安っぽくて、どこの家でも定番のメニューだよ」

さやか「まあね」

杏子「当然、私の家庭でも、定番だったよ……」

さやか「あ!」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:56:24.66 ID:/UKJiY4t0


杏子「親父がまだ余計な説法をする前、普通に暮らしてた頃の話さ」

杏子「あの頃も決して裕福とは言えなかったけど、人並みの生活はしてたよ。
    お袋は料理が上手でね、ありきたりな材料でありきたりな料理を、おいしく作ってくれた」

さやか「うん」

杏子「この肉じゃがもサバ味噌も、よく作ってくれたな。懐かしいよ、本当に……本当においしい」パクパク

さやか「(そっかぁ……マミさんの狙いは、こういうことだったんだな)」

杏子「ただな」

さやか「ん?」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 22:59:45.92 ID:/UKJiY4t0


杏子「まず肉じゃがだけど、お袋のは肉は豚バラ薄切りだった。そのほうがこってりして食べ応えが出るんだ。
あと、なぜ白滝が無い!?うまみを吸った白滝は絶品なんだぞ」

さやか「え?そ、そうなの」

杏子「次、サバ味噌な。アタシは魚が苦手でさ。あの骨がいっぱいあるのが食べにくくてしょうがない。
で、お袋は圧力鍋で骨まで徹底的に柔らかくしてくれてな。あ、梅干はサバ一切れに付き2個は欲しいな」

さやか「へえ……(骨くらいどうにかしなさいよいい年して!)」

杏子「きんぴらは悪くないけど、技量の問題だな。
もっと薄く均一の厚さ、大きさに笹がけるようにしないと、こうも不揃いじゃ味と食感に影響してくる」

さやか「笹がきなんかやったの初めてだったのよ!」

杏子「大根の一夜漬けは、葉っぱの部分も混ぜてくれ。
余った大根を味噌汁の実にするのはいいけど、形は短冊よりイチョウ切り、それに味噌は赤だろ」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:04:40.00 ID:/UKJiY4t0


さやか「こ、この……黙って聞いてればいい気になって!」

杏子「あ、アタシはただ感想というかアドバイスをだな」

さやか「好みの問題でしょうが!私があんたの母親の味を再現できるとでも思って」

ピリリリリ

杏子「ちょっ、わ、悪かった!それより電話だぞ電話」

さやか「くっ」

ピッ

マミ「もしもし、美樹さん」

さやか「マミさん……」

マミ「どうかしら、首尾のほうは」

さやか「それがですね、全部のメニューにいちゃもんつけられちゃって」

杏子「お、おい!アタシはあくまでおいしいってことを前提にだな」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:07:43.89 ID:/UKJiY4t0


マミ「ふふふ、いい感じじゃない」

さやか「どこがですか」

マミ「これって、新婚さんがよくする喧嘩なのよ。
   旦那さんがお袋の味を恋しがって、お嫁さんの料理に注文つけちゃうの」

さやか「し、し、し、しんこん!?」

マミ「お嫁さんも、慣れないのに一生懸命作った料理に文句言われたり、
   自分の家庭の味を否定されたら、そりゃ怒るわよね。お姑さんへの嫉妬なんかも混じって」

さやか「ちょ、あの、その」モジモジ

杏子「(何の話してんだ?)」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:09:26.29 ID:/UKJiY4t0


マミ「そうやって、時には衝突しながら作っていくものじゃないかしら、新しい家庭の味を」

さやか「新しい、家庭……私達の……」

マミ「私の母の受け売りだけどね。だから、美樹さんも反発するだけじゃなくて、
   時には佐倉さんの意見を聞いてみるのも必要よ」

さやか「マミさん……」

マミ「なぁに?」

さやか「また、料理教えてください」

マミ「もちろんよ。それじゃこれで失礼するわね」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:11:44.19 ID:/UKJiY4t0


杏子「マミか?何の話してたんだ?」

さやか「たいしたことじゃないよ」

杏子「なぁさやか、本当に悪気は無かったんだよ。お袋の味が懐かしくてつい」

さやか「……今度は肉じゃがに白滝入れてあげるわよ」

杏子「さやか!」

さやか「確かに美味しそうだもんね」

杏子「お、おう!美味いんだぞ!一晩寝かすと特に」

さやか「その代わり、ちゃんと魚を食べれるようになりなさい。これじゃ他の魚料理できないじゃない」

杏子「あ、あれだ、骨を処理した魚のフライとか竜田揚げなら」

さやか「私は焼き魚が好きなのよ。食べ物を粗末にしちゃだめなんでしょ?」

杏子「が、頑張る」

さやか「よろしい」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:14:06.10 ID:/UKJiY4t0


杏子「そういえば、デザート無いのか?」

さやか「ああ、それは考えてなかった。冷蔵庫に何かあったかな」

杏子「いいよ、今貰う」

さやか「今って、んんっ」

杏子「ちゅ」

さやか「ん……」






杏子「ごちそうさん///」

さやか「もう///お粗末様でした」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:19:41.25 ID:/UKJiY4t0


まどか「ラブラブだねえティヒヒヒ」

ほむら「死ねばいいのに」

QB「出歯亀の分際で散々な言いようだね」

まどか「これ以上見てると砂糖吐いちゃいそうだね。帰ろっと」

ほむら「あ、待ってまどか。良かったらその辺で食事でも」

まどか「んー、でも家で用意してくれてるし、さやかちゃんのお料理見てたら家庭料理が恋しくなっちゃった。ごめんね」

ほむら「あ……まどかぁー!!!」

QB「君も料理が出来たら、まどかを誘えるのにね」

ほむら「そうね……練習として、あなたの丸焼きでも作ってみようかしら」

QB「それは御免こうむるよ」ダッシュ

ほむら「待ちなさい一体くらい殺らせなさい」ダッシュ


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:21:22.72 ID:/UKJiY4t0


マミ「ふふ、どうやら立派に恋のキューピッドを演じることが出来たようね……」

マミ「さあ、頑張った私へのご褒美!苺と生クリームたっぷりのシャルロット」

マミ「grande……素晴らしい、輝いてるわ!」

マミ「それじゃあ、いただきま」

ガシャーン!

QB「マミ!助けて!」

マミ「キュウべえ?どうしたの!」

ほむら「どきなさい巴マミ!」

マミ「ちょっと、いきなり何なの!?きゃあっ」ガタッ

ほむら「ああもう邪魔よ!逃げられちゃうじゃない!」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:24:54.40 ID:/UKJiY4t0


QB「今だ!」ヒョイ

ほむら「くっ、また窓から!逃がさない!」

マミ「きゃああああああああああああああああああ!!」

ほむら「って、どうしたのよ一体!」

マミ「わ、私の、私のとっておきのシャルロットが床に!!」

ほむら「あらま、グシャってつぶれちゃって」

マミ「ひ、ひ、ひどいわ……これが楽しみで今日はお昼はおにぎり2個、
   夕食はかけ蕎麦とかやくごはんという質素なメニューで節制し、このデザートに照準を絞ってきたのに……」

ほむら「そ、それは悪かったわ。というか結構がっつり食べてる気がするんだけど」

マミ「こんなの……あんまりよ。貴女を殺して私も死ぬしかないじゃない!!」

ほむら「こ、この豆腐メンタル!!ちょっと待ってなさい!!」

マミ「時間停止!?に、逃げられた!?」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:28:05.55 ID:/UKJiY4t0


ほむら「待たせたわね」

マミ「早っ!!」

ほむら「ほら、これ」

マミ「こ、これは……虚淵堂のわらびもち!!まだ買えたというの?」

ほむら「奇跡的に一個だけ残っていたわ。これで我慢なさい」

マミ「うう……」

ほむら「今日みたいな熱帯夜に、クーラー効かせて洋菓子なんて野暮よ。
     窓を開けて、扇風機ときりっと冷えたわらびもちで涼を感じなさい」

マミ「なっ!!」

ほむら「じゃあ、私は行くわね」ヒョイ

マミ「野暮……確かに昼、夜のメニューの組み立てからしても、わらびもちはぴったりハマる……
   なんて、なんて屈辱!!」

マミ「おのれ暁美ほむら!次こそは負けないわ!!」

QB「何の勝負をしてるんだい」

マミ「あ、おかえり」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:32:22.23 ID:/UKJiY4t0


後日談(メインは杏さやじゃなく巴さんです)



まどか「はー、今日も魔女退治、くたびれたねえ」

ほむら「大変だわ!まどか、私がおぶってあげる。さあいらっしゃい」

まどか「え……い、いいよほむらちゃん」

ほむら「あら、お姫様抱っこの方が良かったかしら?そうよね。さあいらっしゃい」

まどか「あの、その……」

杏子「どうするさやか、飯でも食ってく?」

さやか「そうだね。明日は学校休みだし、パーッといきますか」

杏子「じゃあ何食うかな……お?」

呼び込み「いらっしゃいませー!虚淵寿司でーす!
       ただいまタイムセールで一部のネタが半額になっておりまーす!!」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:35:07.89 ID:/UKJiY4t0


杏子「おい聞いたか、半額だってよ半額」

さやか「でもお高いんでしょう?だいたいあんた、お金あんの?」

杏子「先月のバイト代出た所なんだ!それに、私の好きな寿司は、なぜか1番安い100円ばっかりなんだよ」

さやか「まあファミレスでちょいと贅沢したと思えばいっか」

まどか「そうだよさやかちゃん!行こう!うんそうしよう」

ほむら「ちょっ、まどか、抱っこ」

まどか「ほら、マミさんも一緒に行きましょう!早く!」

マミ「え?私も?」

まどか「え、嫌……ですか?」

ほむら「巴マミ、あなたせっかくのまどかの誘いを何だと思って」

マミ「行くわ!是非!ご一緒させてもらうわ!!」

まどか「は、はい」

杏子「マミ、テンションたけーな」

さやか「お腹すいてるのかな」

マミ「(誰かと一緒に外食するなんて……しかも回転寿司!ああ、これがリア充なのね!!)」


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:36:37.37 ID:/UKJiY4t0


店員「ラッシャセー!」

さやか「5人です」

店員「では、こちらのテーブル席にどうぞー!」

マミ「(テーブル席……今まで外食ではカウンターにしか座ったことが無かった……ついに、ついに!!)」

杏子「マミ、震えてるぞ」

さやか「お寿司が待ちきれないのかな」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:39:16.15 ID:/UKJiY4t0


杏子「さーて、食うか!」

さやか「何から行こうかな」

ほむら「まどか、お茶は熱くない?ふーふーしてあげるわ」

まどか「あ……ありがと……」

マミ「…………」

マミ「(さて、初めての食事で浮かれているわけにもいかない)」

マミ「(最年長として、出来る女として、何よりも寿司に敬意を示すためにも、ここで野暮な食べ方はできない)」

マミ「(寿司屋での最初の注文というものは、その客の器量を測る最も重要なファクター……
   まずは周りの小娘どもの出方を見る!)」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:43:28.06 ID:/UKJiY4t0


杏子「よーし、まずはカツロールとハンバーグ!」

さやか「お子様だなぁ……」

杏子「いいじゃんかよー、うまいんだから」

マミ「(ふふふ、予想はしていたけど佐倉杏子は問題外ね。そんなもの、もはや寿司にあらず。
   この娘は下手したらウニやカニ味噌が不味いと言いかねない味覚……
   さて、その彼女をお子様と一蹴した美樹さんは)」

さやか「じゃあ私は、大トロからいっちゃいましょうかね!半額なんだし!」

マミ「(ふっ、やはり素人!大トロは美味しいけれど、大味で脂が強すぎ、以降のお寿司の味が分からなくなってしまう。
   昔から散々言われてきた、口にするのも恥ずかしい常識だというのに。
   しかも半額だからという理由で頼むなんて、ダブルで野暮ってもの。これまた論外!)」


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:45:47.18 ID:/UKJiY4t0


ほむら「さあ、まどかは何を食べるの?取ってあげるわ」

まどか「じゃあ、たまごっ!」

マミ「(むっ、玉子……確かに子供っぽいけれど、寿司屋の良し悪しはギョクで決まるとも言われる……
   鹿目さん、あなどれない!?)」

さやか「マミさんは何を?取りますよ」

マミ「えっ、あ、ああそうね、じゃあ私は……かんぴょう巻きを」

マミ「(そう、寿司屋の実力を測るには、ギョクや光り物っていう風潮があるけれど、私は断然かんぴょうを推すわ!
   かんぴょうとは夕顔の実を干した、魚ですらない地味なネタ。
   でもそれを寿司に昇華させるには、光り物にも劣らない手間暇かけた仕事がしてある。
   そして味は控えめで優しく、まさしく一品目としては至高!!)」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:49:51.95 ID:/UKJiY4t0


杏子「かんぴょう?んなもん美味いのか?」

マミ「ふふ、分かってないわね佐倉さん。かんぴょうっていうのは……」パク

マミ「!?」

マミ「(こ、これは……この甘辛いだけの単調な味、失われた風味、歯ごたえ……
   これはまさしく業務用のかんぴょう!!)」

杏子「だったらアタシにも一個くれよ」

マミ「だっ、駄目!それは駄目!私の沽券に!」

杏子「なんだよー、一個くらいいいじゃん」

さやか「杏子、意地汚い真似しない」

まどか「(沽券?)」

マミ「(迂闊だったわ……ここがあくまで回転寿司だということを失念していた。もう一度、戦略を立て直さないと)」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:53:09.40 ID:/UKJiY4t0


まどか「そういえばほむらちゃんは何食べるの?」

ほむら「私?そうね……すいません」

店員「はーい」

マミ「(暁美ほむら……この前の屈辱、ここで晴らさせてもらうわ!
   見せてみなさい、貴女の稚拙な戦略を!あざ笑ってあげる!!)」

ほむら「赤出汁と、本日のおすすめ3貫盛りをください」

店員「かしこまりましたー」

マミ「(何いぃぃぃ!?)」

マミ「(回転寿司という常識の通じない空間で、なお指標を求めるとなれば、お勧めを選ぶのは必然!
   しかもリーズナブルに3種類を試せるとなればなおのこと。
   さらに、回転寿司といえばまずはレーンを流れる寿司に注目せざるを得ない状況で、
   冷静に寿司に相性抜群の赤出汁を選ぶとは……この娘、出来る!!)」


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/11(月) 23:57:03.43 ID:/UKJiY4t0


杏子「さーて、次はツナコーンマヨに炙りベーコン!」

さやか「私はトロで攻めるぞー。ネギトロだぁ!」

マミ「(ふ、この二人はもはや完全に死に体ね。
   回転寿司のネギトロは、値もつかないようなクズ肉にラードを混ぜたまがい物であることは周知の事実。
   佐倉さんは……そもそもこの娘はまともな寿司を食べたことがあるのかしら?)」

まどか「わたしはおいなりさんにしよっと」

ほむら「ぶほっ!!」

杏子「ぎゃあ!きったねえなほむら!!」

マミ「(いなりか……確かに回転寿司では比較的無難かしらね。
   まだ様子見の段階だということ?要注意ね。さて私は……)」


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:08:26.35 ID:gWsrEW6N0


ほむら「すいません、アワビください」

マミ「(何いぃぃぃ!?)」

マミ「(なんでこんな回転寿司にアワビがあるのよ!
   しかもそんなとっておきのネタを、私が失策したとみるや合わせてくるなんて……
   弱みを見せたところを一気に叩くつもり!?さすが愛のために修羅となった戦いの化身!!
   し、しかしこのまま終わるわけには……考えろ考えろ考えろ)」

まどか「さすがほむらちゃん、あわびって食べたことがないけど、美味しいんでしょう?」

ほむら「そうなの?じゃあ2貫あるし、1ついかが?」

まどか「いいの?ありがとうティヒヒ」

ほむら「はい、あーん」

まどか「え?あの、ほむらちゃん?」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:10:37.93 ID:gWsrEW6N0


ほむら「まどか、私の、私のアワビを食べて!!ちゅるんって!!」

まどか「は、恥ずかしいなあもう……」チュルン

ほむら「(ほむぅぅぅぅぅう!!)」

まどか「こりこりして……うーん、おいしいけどよくわかんないかも」

ほむら「ま、まどか……その、よかったら私にも食べさせてくれないかしら」

まどか「え?いいけど……」

ほむら「まどかのアワビを!まどかのアワビをじっくりと味わわせて!!」

まどか「あ、あーん」

ほむら「ぶちゅう!」

まどか「ひゃうっ」

ほむら「おいひい!まどかのアワビおいひいっ!!」ビクンビクン

まどか「ほ、ほむらちゃんテンション高いよ……」

マミ「(ここぞとばかりに美味しさをアピールして……勝利宣言のつもり!?私はまだ負けていないわよ!!)」


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:15:24.25 ID:gWsrEW6N0


杏子「なあ、あの二人何なんだ……」

さやか「関らない方がいいわよ。それより杏子もちゃんとした寿司食べたら?」

杏子「うーん、何か物によっては味がしなかったり、あんまりおいしいと思えないんだよな」

さやか「普段からジャンクな食生活してるからよ。じゃあこんなのはどうだろ」

杏子「なんだこりゃ」

さやか「炙りトロサーモン。こってりして美味しいよ」

マミ「(出たわ、正統派邪道寿司の代表格、ニ ジ マ スのお寿司ね。
   そりゃあ味音痴のお子様には美味しいでしょう。
   ギットギトの脂の風味を、炙ることでさらに強調し、おまけにマヨネーズまで添える……
   もはや麻薬といっても過言ではない。白身魚の繊細な旨味を愛でる日本人の舌は、もう失われてしまったのね)」


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:18:13.73 ID:gWsrEW6N0


杏子「じゃあ食ってみっか」

さやか「はい、あーん」

杏子「お、おい///」

さやか「お向かいさんに負けられないでしょー?あーん」

杏子「じゃあ……あーん///」パク

さやか「おいしい?」

杏子「(モグモグ)たぶん……けど、味なんてわかんねえよ///」

さやか「んな馬鹿な。あんた本当に舌がおかしいんじゃないの?」

杏子「だったら、さやかも試してみろよ」

さやか「じゃあもらっちゃう。私サーモン大好きなのよね」


110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:20:28.99 ID:gWsrEW6N0


杏子「あー、待て待て」

さやか「ん?」

杏子「ほれ、あーん」

さやか「ちょっ、いいよ私は自分で食べれるって///」

杏子「それじゃ実験にならねえんだよ。いいから食ってみろ」

さやか「う、あ、あーん///」パク

杏子「どうだ?」

さやか「(ムグムグ)あー、味よくわかんないねー。なんとなく甘い///」

杏子「だ、だろ?普通に食おうな、普通に///」

さやか「そうだね///」

マミ「(なんだろう……私も寿司の味がしない、つーか砂糖噛んでるみたい……
   なんかもうやってらんねえ……)」


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:26:02.52 ID:gWsrEW6N0


まどか「さやかちゃんと杏子ちゃん、ラブラブだね」

ほむら「そうね。私たちもまけてられn」

まどか「ちょっと早いけどデザート行っちゃおうっと。プリンにメロンにコーヒーゼリー」

マミ「(はぁ!?……鹿目さん、本当にお子様だっただけとは……深読みしすぎた。
   となると残るは、やはり貴女ね、暁美ほむら)」

ほむら「すいません、いくら軍艦と鮭の白子軍艦をください」

職人「へい」

マミ「(何いぃぃぃ!?)」

マミ「(ここにきて、この組み合わせを出すとは……いくらはご存知、鮭の卵。そして白子は……ぬああ!!
   鮭とイクラの親子丼は次第に認知されてきたけど、よもや鮭との身ではなく白子と組み合わせるとは!!
   まさにパーフェクトハーモニー!!)」


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:30:23.74 ID:gWsrEW6N0


マミ「(どうしよう、これじゃ勝ち目が無いじゃない!あんなあざとい戦術で皆の目を引こうだなんて……
   こうなったらもっとあざとい玄人ネタで押し切るほかは無い!!メニューは!?)」

マミ「(北海の幸3点盛り?シラウオの踊り軍艦?京野菜の漬物の握り?
   ……美味しそうじゃない。一人で来てお腹いっぱい食べてみたい!ん?これは!!)」

マミ「すいません、涙巻きをお願いします」

職人「はいよー。今日は天城からいいのが入ってね!」

マミ「そ、そうですか。それは楽しみだわ」

まどか「マミさん、なみだ巻きって何ですか?」

マミ「ふふ、涙巻きっていうのはね、山葵の巻き物なのよ」

杏子「はぁ!?わさびって、あのわさびだけ?馬鹿じゃねえの!?」


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:33:37.40 ID:gWsrEW6N0


マミ「その言い方は山葵に失礼ね。チューブや粉物と違って、本物の山葵は香りも辛味も本当に鮮烈なの。
   パクパク食べるもんじゃないけれど、お口直しやシメに好んで食べる人もいるわ」

さやか「さっすがマミさん!通ですね!!」

マミ「やだ、そんなこと無いわよ。みんなのアーンを見てたら、口の中が甘くなっちゃってね。ウフフ」

さやか「あら……てへへ」

杏子「まいったねこりゃ」

マミ「(いよっしゃあああああ!!やったわこれよ!この反応なのよ!!
   なんでこんな店に涙巻きがあるのか知らないけど、これこそ起死回生の一撃!!rafano finale!!
   今まで山葵なんか嫌いでろくに食べなかったけど、まあ大丈夫でしょう。
   いつも食べるスーパーのお寿司にちょこんと山葵が塗られているけど、ほとんど味がしないもの)」


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:37:46.15 ID:gWsrEW6N0


職人「こちらイクラと鮭白子、あと涙巻きお待ち!」

マミ「来たわね……って、うっ……」

杏子「おい、それ本当に食って大丈夫なのか?刺激臭がここまで届いてくるぞ」

さやか「たしかに……なんか食べてもいないのに目がチクチクする」

マミ「さ、さすが本場の上物ね。回転寿司でこれだけのものが出るなんて思わなかったわ」

マミ「(辛い辛い辛い痛い痛い痛い!何なのこの香り!今まで食べた山葵に香りなんて無かったわよ!?
   こんなに凄いものなの!?香りだけでもう無理感が)」

杏子「……」ジー

さやか「……」ジー

まどか「……」ジー

マミ「(食べるしか、ない……)」


128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:45:16.71 ID:gWsrEW6N0


マミ「……」パク

マミ「モグ……」

マミ「(くぁwせdrftgyふじこ!!!!!!)」

杏子「マミが泣いてる!」

さやか「マミさん震えてる!」

まどか「ま、マミさん大丈夫ですか!」

マミ「(ああああああああああああああああああああ!!なにこれ死ぬ鼻が痛い喉が痛い食道が痛い胃が痛い!!
   辛すぎなんだけどマジ!!誰よ涙巻きが通って言った奴出てきなさいよティロフィナーレしてやるわ!!
   辛いわまじ通とか言ってまじで!!辛いだけじゃないの!!そういう寿司じゃないからこれ!!)」ビクンビクン


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:47:50.46 ID:gWsrEW6N0


杏子「これ、やばいんじゃねえの?よしさやか、もう一回あーんやろう!」

さやか「はぁ!?」

杏子「そしたらマミの口の中も甘くなって……」

さやか「アホか!」

まどか「マミさん、今お茶を!」

マミ「あ、ありがとう……いえ、思ったより効くわね」

杏子「マジで涙目じゃねえかよ、無理しやがって」

マミ「こ、これが涙巻きの醍醐味なのよ!!」ゴキュゴキュ

マミ「(そ、そういえば暁美ほむらはどうしているの?私のこの失態を、またあざ笑って……)」


134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:52:23.18 ID:gWsrEW6N0


ほむら「…………」マゼマゼ

マミ「(何いぃぃぃ!?)」

マミ「軍艦の上のイクラと白子を半分ずつ交換し、混ぜているですって!?
   卵と白子が出会うことで新たな命が生まれ、その命はまた卵と白子を育み、出会う!!
   寿司がレーンという円環で廻り続けるこの戦場で、軍艦巻きという円環の上で鮭の輪廻を演出するなんて……
   これこそ寿司の円環の理!!私の敵う相手じゃ、ない……)」

ほむら「(私のイクラと、まどかの白子を……いえ、私の白子をまどかのイクラにドピュッと……)」ブツブツ

杏子「ほむらは何をぶつぶつ言ってんだ?」

さやか「さあ……たまに転校生のこと、本気で分からなくなる」


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 00:57:14.84 ID:gWsrEW6N0


ほむら「まどか、これ、食べない?」

まどか「へっ?これは」

ほむら「私の気持ちよ。受け取って」

まどか「気持ち?そんなにお勧めなんだ」パク

ほむら「(まどかが食べた!まどかが食べた!!)」

まどか「ふえー!濃厚な味がして、おいしいねっ!」

ほむら「(ほむうううううう!!!!)」

ほむら「まどか、これから先、私たちにどんな激流が来ても、鮭のように強く立ち向かいましょう!
     そしていつの日か、この軍艦を体現しましょう!!」

まどか「よく分からないけど……そうだね。これからも困難があるかもしれないけど、乗り越えていこうね」

ほむら「(ほむっほむっほむっ!!)」

マミ「(敗北の味を噛み締めましょう……悔し涙じゃないのよ、山葵の涙なんだから)」パク

マミ「(あqwせdrftgyふじこ!やっぱ無理!!!!)」


137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 01:02:18.84 ID:gWsrEW6N0


杏子「結構食ったなー、そろそろ行くか」

マミ「そうね……すいませーん、おあいそお願いします」

店員「はーい」

さやか「おあいそ!さすがマミさんかっこいい!」

マミ「え?も、もう何を言ってるの」

まどか「私もかっこよくおあいそ!って言える大人になりたいなぁ」

ほむら「あ、まどか。一応言っておくと、一般的におあいそはお愛想が由来で、
     客ではなく店員側が使う言葉よ。間違えないで」

まどか「え、そう……なんだ」

マミ「(もう、死ぬしかないじゃない…………いっそ殺して)」チーン


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/12(火) 01:06:23.61 ID:gWsrEW6N0


マミ「今日は疲れたわ……夢にまで見た皆との食事が、あんな辛いものだとは思わなかった」

QB「食事なんて、単なる人間が生命を維持し活動し成長をするために必要な栄養素をとる行為じゃないか。」

マミ「違うわ。食事っていうのはね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃダメなのよ。
   独りで静かで豊かで……」

QB「わけがわからないよ。で、マミが今買ってきたスーパーの寿司は、
   マミがさっきまで酷評していた回転寿司の寿司よりもさらに質が劣ると思うんだが」

マミ「半額のパックのお寿司っていうのは、回転寿司とは別のカテゴリなのよ。
   一人暮らしにとってはまさにお宝。そうだ、サーモンにマヨネーズかけちゃいましょう」

QB「すごいカロリーだn(ティロフィナーレ!)キュップイ」

マミ「サバの棒寿司は、ホイルで包んで魚焼きグリルで少し炙って……
   スダチも用意して、と。ふふっ、今夜はご馳走ね」

QB「(一人で食べてるときのマミは、本当に嬉しそうだなぁ……わけがわからないよ)」

マミ「いっただきまーす♪」

QB「(でも、マミが嬉しいのならそれはそれでいいか)」




おわり

関連記事

Comment


(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

DVD

絶対美少女48人!厳選素人4時間 GLAM PLUM BEST [DVD]

好きで好きで、すきで HD [Blu-ray][アダルト]

つぼみのパイパン極小モザイク [DVD][アダルト]

秘蔵ロリパイパン200分 [DVD][アダルト]

ある日突然モテ男に変身!?オッパイだらけの夢のハーレム性活 さとう遥希 つぼみ 愛原さえ 北川瞳 [DVD][アダルト]

中出し痴漢バス女子校生 つぼみ [DVD][アダルト]

牧瀬みさ 初中出し天国 [DVD][アダルト]

SOFT ON DEMAND 男性ユーザー100万人が選んだ!確実にヌケるガチンコ素人お嬢さん2010年間BEST.20 [DVD][アダルト]

ギリグラ!! 秘宝館 北川りな [DVD]

ギリグラ!!秘宝館 相澤久美 [DVD][アダルト]

センチュリオン 青山佑香 [DVD][アダルト]

初裸 virgin nude カレン [DVD][アダルト]

ハックツ美少女 Revolution 桃川奈々 [DVD][アダルト]

モォ~娘 クリアホール 大容量ローション120ml付き

うぶばーじん

ペペローシヨン 360ml[アダルト]
Copyright © えすえす・SS管理人
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。