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梓「唯先輩ってヘアピン外すと雰囲気変わりますね」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:07:15.10 ID:lRINNTgc0
唯「そうかなあ?」

梓「はい、なんか大人っぽくなるというか…」

律「まあ確かに片目ガ隠れてる唯は雰囲気違うな」

紬「可愛い系から急にクールな美人系に変わるというか」

澪「そうそう、ヘアピンしない唯も…か、かわいいな」

唯「そうなんだ、なんだか照れますなあ」

梓「ちょっとここで外してみてください」

唯「えっ…なんか改めて言われると恥ずかしいよ~」

律「じゃあ私もカチューシャ外すからさ!」

唯「なんですと!それならば私も外さざるを得ないようだね」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:12:26.01 ID:lRINNTgc0
律「ほら」ファサ

唯「ほい」パチッ

澪「はう…」キュン

梓「はう…」キュン

紬「2人とも急に大人っぽくなるね」テカテカ

律「そう?そんなことないよ。おかしいでしょ?」

澪「お、おかしくない!」

律「どうしたの?澪、顔が赤いよ。熱でもあるのか?」

澪「(か、顔が近いよ…ドキドキしちゃうじゃないか!)」カァァ

律「はは、変な澪。」

澪「(なんでそんなにクールになってんだよお…照れるじゃないか~…)」

紬「澪ちゃんたら、もう骨抜きにされてるわね」

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:18:26.98 ID:lRINNTgc0
唯「ふふ、澪ちゃんうつむいちゃって、可愛いね」

梓「」

唯「…?どうしたの?あずにゃん」

梓「な、なんでもないです!」

唯「なんであずにゃんもうつむいてるの?」

梓「(言えない…唯先輩が色っぽくて直視できないなんて言えない…)」

唯「あずにゃん」クイッ

梓「!」ドキッ

梓「(顎から!?キスをするときみたいに…!)」

唯「どうしたの?ふふ、変なあずにゃん」

梓「」ドキドキドキドキ

紬「唯ちゃん…あれが故意じゃないとしたら…恐ろしい子っ」

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:24:02.75 ID:lRINNTgc0
澪「…」

梓「…」

律「やっぱり前髪が邪魔で視界が悪いな、これ」

唯「そうだね、ヘアピンつけようかな」

律「あ、そうだ。唯、ヘアピンとカチューシャ交換してみない?」

唯「あはは、面白そうだね、やってみようか」

紬「(なんなの…?話し方まで急に大人っぽく…これが本当の2人の姿なの!?)」テカテカ

律「いたた…」パチッ

唯「んしょっと」

律「あはは、唯、なにそれ~」

唯「なんだよ~りっちゃんこそ新鮮じゃんか」

紬「(!!また雰囲気が変わった…!)」キラキラ

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:29:02.83 ID:lRINNTgc0
澪「…」

梓「…」

唯「あちゃ…2人ともショートしちゃってるなあ」

律「なんでかな?とりあえず目覚めさせよっか」

紬「(心なしか…2人の性格が入れ替わった感があるわ)」ピコーン

律「ムギも手伝って~」

紬「あ!う、うん!」

唯「あずにゃん、ほら、練習するから起きなっ」

律「澪もほら、起きてよ~」

紬「み、澪ちゃん、梓ちゃん!」チラチラ

紬「(なるほど…あのアイテムが性格を変えてるのかもね)」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:34:01.76 ID:lRINNTgc0
澪「はっ…!唯?」

律「違うってば、私だよ、律だよー」

澪「そ、そうか…ってなんでヘアピンを?」

梓「!り、律先輩!」

唯「違うよ、何いってんのさ、あずにゃん!」

梓「え?あ…良く見たら唯先輩でした…。でもなんでカチューシャを?」

唯「へへ、りっちゃんと交換したんだ」

律「そうそう、なんか面白くなってきちゃってさー」

澪「(その割には話し方まで若干変わってたような…気のせいかな)」

梓「(カチューシャした唯先輩…なんだか喋り方まで律先輩ぽくなってたなあ)」

紬「…アリね!」ドーン

律・唯「ん?」

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:38:56.85 ID:lRINNTgc0
澪「と、とにかく練習するからそれ戻そう!な!」

梓「そ、そうですよ!そうしましょう!」

唯「どしたの?変な2人だな~」

律「まあ、取りあえず戻そっか」

唯「んっ」パチッ

律「よっと」スチャ

紬「おかえりなさーい!」

唯「うむ、今帰った!」

律「はは、なにしてんだ、お前ら」

紬「(2人とも元に戻ったみたい。残念だけど…)」

紬「…やっぱりこれもアリね」

律・唯「ん?」

澪「よ、よし、練習するぞ!」

梓「そ、そうですね!」

澪・梓「(やっと直視できる…)」

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:42:44.34 ID:lRINNTgc0
律「やっぱカチューシャが一番しっくりくるな!」

唯「私もヘアピンがないと違和感があるよ~」

律「だよな!」

澪「チューニングもokっと…」

律「じゃあいくぞ」



律「…どした?澪、梓」

唯「2人がミスするなんて珍しいね!しかもたくさん!」

澪「ご、ごめんごめん!」

梓「すみません…!」

紬「大丈夫よ、もう1回やろう?」

紬「(完全にやられちゃってるわね…)」

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:48:30.81 ID:lRINNTgc0
律「あはは、やっぱりミスってるな~」

澪「ごめん!ほんとにごめん!」

律「気にすんなって!こんな澪ちゅわんもいいですわよ?」

澪「なっ…!!」カァァ

唯「あずにゃんもまだ少し間違ってたね!」

梓「す、すみません…」

唯「えへへ、落ち込んでるあずにゃんもかーわいいっ」ギュッ

梓「はうっ…!」ドキッ

紬「(ここは天国ですか?)」

律「ムギ、鼻血」

唯「あ、もう外暗くなり始めてる!」

律「んじゃ、帰るか!」

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:53:54.95 ID:lRINNTgc0
律「んじゃ、私達はここで」

澪「また明日な、唯、ムギ、梓」

紬「ばいばい…じゃあ、私もこっちの道だから、またね」

唯「うん、ばいばい!」

梓「おつかれさまです」

紬「またね(もうちょっと見ていたかった…)」

紬「(名残惜しすぎるわ…)」シュン

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 20:59:21.72 ID:lRINNTgc0
澪のケース

律「なあ澪、今日はどうしたんだ?」

澪「な、何が?」

律「部活だよ、途中からおかしかったぞ~?」

澪「は、はは…夏ばてかな?」

律「えっ!?なんだよ!無理して部活やってたのかよ!」

澪「え、いや、そういうわけじゃ…!」

律「澪のばか!熱はないのか?」

ピトッ

澪「ふぁ…(律の手がおでこに…)」ドキ

律「熱はない…かな?」

サワッ

澪「ひゃう!(ほっぺたも!?)」キュン

律「なんだか熱いな…やっぱり熱あるのか?」

澪「だ、大丈夫!(律のせいだろ…っ)」カァァ

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 21:04:20.41 ID:lRINNTgc0
梓のケース

唯「あずにゃん、悩み事でもあるのー」

梓「へっ?」

唯「なんだか様子が変だったからさ…悩んでるなら相談してね?」

梓「だ、大丈夫です!」

唯「…やっぱり私じゃ頼りにならないよね~…」シュン

梓「ち、違います!そういうことじゃなくて…」

梓「悩み事とかないから大丈夫です!って意味です!」

唯「…ほんとに?」

梓「はい!(やめて!その上目遣いやめて!)」キュン

唯「よかった!」ギュゥ

梓「はう(…反則だよ…)」

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 21:12:37.27 ID:lRINNTgc0
澪の家

澪「なんだよー…律の奴」

澪「普段はあんなに騒いでて子供っぽいのに」

澪「なんでカチューシャ外したとたんにクールになるんだよ…」

澪「あれで顔近づけられたら…そりゃドキドキもしちゃうだろ!」

澪「もー!なんで私、こんなに律のこと考えてるんだよ!」

澪「だめだめ!律は小学校からの親友なんだから!」

澪「…変な感情もっちゃだめ」

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 21:16:35.21 ID:lRINNTgc0
梓の家

梓「唯先輩の手が…私の顎に」サワ

梓「なんであんなことしたのかな…」

梓「唯先輩は何の気なしにしたんだろうけど」

梓「だめだ…どうしても意識しちゃうよ」

梓「今まではこんなことなかったのに」

梓「私、唯先輩に特別な感情…抱いてるのかな」

梓「…引かれるよね、こんなの」

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 21:47:29.52 ID:lRINNTgc0
翌日

律「おはよ、澪」

澪「おはよ…って律!?どうしたんだ?!」

律「ん?なにが?」

澪「か、カチューシャしてないじゃないか!」

律「ああ、珍しく忘れちゃってさ」

律「…おかしい?」

澪「お、おおおかしくない!」

律「そう?よかった。澪が言うなら安心だな」

澪「(どうしよう…ドキドキがおさまってくれないよ…)」

律「…澪?やっぱり体調悪いんじゃない?熱が上がって」スッ

澪「だだ、大丈夫!私用事思い出したから先に学校行くな!」

タタタッ

律「う、うん」

律「…どうしたんだろ、澪?」

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 21:52:49.71 ID:lRINNTgc0
憂「お姉ちゃん、そろそろ行こうか?」

唯「うん、今行くよ」

カチャ

憂「カギもかけたし、ガスも止めたっと…あれ?」

憂「お姉ちゃん、今日はヘアピンしてないの?」

唯「ん~?あ、忘れちゃった」

憂「じゃあカギ開けるから、持ってきて?」

唯「大丈夫だよ、憂。一日くらいどうにかなるよ」

憂「そ、そう?」

唯「さ、学校いこっか」

憂「う、うん!(お姉ちゃん…大人っぽくなった?)」


唯「でさ、あずにゃんが動かなくなっちゃってね、大変だったよ~」

唯「ま、可愛いからいいんだけどね」

憂「そうなんだ~(梓ちゃん…わかる、わかるよ)」

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 21:58:44.41 ID:lRINNTgc0
教室

唯「おはよう、みんな」

澪「お、おはよう!唯」

律「ん、おはよ、唯」

紬「おはよう~(唯ちゃんも…!?今日は澪ちゃんと梓ちゃん…大変ね)」テカテカ

律「どうした、唯?今日はヘアピンしてないの?」

唯「あはは、ちょっと忘れちゃったんだ」

律「奇遇だな、私も今日は忘れてさ」

唯「りっちゃん、忘れんぼだな~」

律「はは、唯もね」

澪「(律…なんか綺麗だな…はっ!)」

澪「(違う…ギャップがあるから驚いてるだけ。…それだけ!)」

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:02:47.41 ID:lRINNTgc0
2年生のケース

憂「おはよう!梓ちゃん、純ちゃん」

梓「おはよ~」

純「zzz...」

憂「あはは…純ちゃん今日も寝てる」

梓「昨日は遅くまでゲームしてたんだってさ…」

憂「そうなんだ~…あっ、梓ちゃん」

梓「ん、なに?」

憂「今日、お姉ちゃん…ヘアピンしてないの」

梓「!」

憂「梓ちゃんの気持ち、すごくわかるよ!」

梓「え!?い、いや…そういうわけじゃ」

憂「…がんばるんだよ、梓ちゃん!」

梓「(憂、目が輝いてるよ…)」

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:07:07.50 ID:lRINNTgc0
紬「(梓ちゃんも澪ちゃんも、恋に落ちそうになってるわ)」

紬「(唯ちゃんやりっちゃんも少なからず2人に好感は抱いているはず…)」

紬「(でもこれは…さすがに踏み切りづらいわよね…女の子同士だもの)」

紬「(だから、私が背中を押してあげなくちゃ)」

紬「(私が守るの!軽音部という名のオアシスを!)」

紬「(さて、どうしよう)」

紬「(あ、今週末に夏祭りがあったはず!)」

紬「よーし」」

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:11:02.37 ID:lRINNTgc0
梓「あ、ムギ先輩からメールだ」

―――――――――――――――
from ムギ先輩
―――――――――――――――
title 今週末、夏祭りに行かない?
―――――――――――――――
本文
私、浴衣を着るのが夢だったの♪
でもね、澪ちゃんとりっちゃんは都合
が悪くてこれないみたい…。
だから唯ちゃんと梓ちゃんの3人で
一緒にお祭り回ろう?
―――――――――――――――

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:14:09.19 ID:lRINNTgc0
澪「ん?ムギから?」


―――――――――――――――
from ムギ
―――――――――――――――
title お祭りがあるんだって!
―――――――――――――――
本文
ねえねえ、行こう!
唯ちゃんと梓ちゃんは予定が入って
いるみたいだから今回はいいって…
できたらりっちゃんと澪ちゃんと私で
行きたいなあ~♪
―――――――――――――――

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:21:04.28 ID:lRINNTgc0
紬「(これで予定は大丈夫…と)」

紬「(そして…)」


―――――――――――――――
to  斉藤
―――――――――――――――
title 週末のお祭りなんだけど
―――――――――――――――
本文
斉藤、お疲れ様
唯ちゃんと梓ちゃん、りっちゃんと
澪ちゃんがそれぞれ別行動するの
各ペアにそれぞれ2人ずつ監視を
つけて欲しいんだけど、できるかしら
もちろんカメラも用意してね♪
―――――――――――――――

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:37:39.50 ID:lRINNTgc0
帰り道

梓「(ふう…なんとか乗り切ったよ…部活)」

梓「(顔真っ赤なの、バレてなかったかな?)」

梓「(お祭りか…唯先輩は行けるのかな?)」

梓「あの…唯先輩」

唯「ん?なーに?」

梓「(子供を諭すような目…こんな顔もできるんだ…)」ドキ

梓「その…ムギ先輩からメール届きました?」

唯「うん、届いたよ」

梓「ゆ、唯先輩は都合悪くないですか?」

唯「私は休みの日は一日中ゴロゴロしてるからね、大丈夫」

梓「(なに?言ってる事はアレなのに、大人っぽいからそれを感じさせない)」

梓「よ…よかったです」

唯「3人ってなんかしんせ…ん?」ピロピロ

唯「ムギちゃんからだ」

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:45:34.48 ID:lRINNTgc0
澪「はあ…(またミスしちゃったよ…)」

律「どした、まだ気にしてるの?」

澪「んっ!なんでもない!大丈夫!(顔を覗き込むな~…)」

律「そっか、よかった」

律「てっきりまだ引きずってるのかと思ったよ」

澪「あ、ありがとう…(律、女の子っぽいな…かわいいな)」

律「あ、そうだ!澪は週末のお祭り、いける?」

澪「うん!もちろんいく!(律の浴衣…見てみたい!)」

律「はは、よかった。澪とムギは浴衣で来るのかな?」

澪「あ…私は…その…律がそうして欲しいなら…」

律「…へへ」

律「じゃあ私も…って、あれ」ピロロロ

律「ムギからメールだ」

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:48:45.76 ID:lRINNTgc0
―――――――――――――――
to   唯ちゃん
Bcc りっちゃん
―――――――――――――――
title お祭りなんだけど…
―――――――――――――――
本文
ごめんね…私急用が入っちゃって、
週末は一緒にいけないんだ…

また、お祭りがあるときは一緒にいこ
うね!

ps.トロピカルジュースってなーに?
―――――――――――――――

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 22:51:19.05 ID:lRINNTgc0
紬「(送信完了っと…)」

紬「(さあ、思う存分遊んできてね、みんな)」

紬「(きっとうまくいくよね!)」

紬「(トロピカルジュースってなんだろう?)」

紬「(広島焼きも気になるな~)」

紬「(白たい焼き…はっ!)」

紬「(今はみんなのことを優先しなきゃ!)」

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 23:01:55.22 ID:lRINNTgc0
律「だってさ。残念だな、ムギ…」

澪「多分、一番楽しみにしてたんだろうな…」

律「そうかもね…ま、まだお祭りはたくさんあるから大丈夫でしょ」

澪「うん…(今回は、ナシかな…)」

律「じゃあさ、澪」


唯「2人でいこっか?」

梓「へっ?」

唯「せっかくの機会だもん、あずにゃんとデートしたいな」

梓「う…(なに?クールな顔して"デートしたいな"なんて…)」

梓「そ、そんなに言うなら仕方ないです!」

唯「…ふふ、ありがと」


梓「(唯先輩と…)」

澪「(2人きりで…)」

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 23:13:58.81 ID:lRINNTgc0
梓「そうだ…唯先輩」

唯「どうしたの?」

梓「お祭りの時…その」

唯「んー?」

梓「(やめて!その微笑!すごくドキドキするから!)」

梓「あの…今日みたいに」


澪「カチューシャ、外して来てくれないか…な」

律「え?どうして?」

澪「いや…ほら…せっかく浴衣で来るんだからさ」

律「…」

律「…あはは、なにそれ!理由になってないじゃん!」

澪「んんー(その髪型でそんな満面の笑顔浮かべるな…!胸が…)」キュン


律「うん、わかった。澪が言うなら、そうする」

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 23:17:02.47 ID:lRINNTgc0
梓「ほんとですか!?」

唯「うん、ほかならぬあずにゃんのお願いだもん、聞かないわけにはいかないよ」

梓「あ、ありがとうございます!」

唯「そのかわり」

梓「は、はい!」

唯「あずにゃんは」


律「ポニーテールにしてくること」

澪「えっ…なんで?」

律「私ばっかり恥ずかしいかっこしてるでしょ」

澪「恥ずかしくなんか…!」


唯「いいの!とにかくポニーテールだからね?」

梓「わ、わかりました!」

唯「ふふ、楽しみだね」

梓「はい!」

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 23:54:00.88 ID:lRINNTgc0
律の家

律「って事で、週末はお祭りにいくから、ご飯、適当に食べててな」

聡「え~俺は連れてってくれないの?」

律「2人きりのデートを邪魔するもんじゃないぞ!」

聡「姉ちゃんに彼氏が…!?」

聡「姉ちゃん…大人になったんだな」

律「こら、勘違いしてるぞ!澪だ、澪」

聡「なーんだ」



律「ま…彼氏っていうか彼女って言うか…」

律「そういう関係になれたら…とは思ってるけどな」

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/06(火) 23:59:08.68 ID:lRINNTgc0
律「えーっと…浴衣はまだあったかな?」

律「何年ぶりだろ?またこんなの着るなんて思ってもいなかったからな~」

律「あったあった」

律「へへ…なんか、浴衣なんてガラじゃないよな」

律「でも澪が着て欲しいって言ったんだから、着るしかないだろ!」

律「澪、喜んでくれるかな?」

律「それとも、似合わないって笑われるのかな?」

律「…どっちでもいいや、2人でお祭りいけるんだから」

律「さて、寝ようっと」

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 00:08:08.68 ID:PjcOUMlq0
唯の家

唯「憂~、私の浴衣どこ~?」

憂「あっちの部屋のタンスにしまってあるはずだよ」

憂「お姉ちゃん、お祭りいくの?」

唯「えへへ…まあね~!」

憂「ふふ…相手は梓ちゃんかな?」

唯「な、なぜそれを…!」

憂「わかるよ~!だってお姉ちゃん、梓ちゃんの話してるときすごく幸せそうだもん!」

唯「さすがは憂だよ…」

憂「2人で行くの?」

唯「うん!なんだかデートみたいでしょ?」

憂「ふふふ、よかったね!お姉ちゃん」

唯「えへへ…」

105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 00:19:40.27 ID:PjcOUMlq0
夏祭り前日

紬「ついに…ついに明日よ!」

紬「頑張ってね、みんな!」

紬「勝負をかけるなら明日しかないわ!」

紬「だって…さすがに何回も監視は送れないもの…」

紬「ううん!ちがうちがうちがう!」

紬「私達が受験勉強で忙しくなるから…」

紬「特に梓ちゃんはみんなとの距離ができちゃうもの」

紬「…ホントに頑張ってね」

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 01:03:00.27 ID:PjcOUMlq0
夏祭り当日

澪のケース

律「澪~、きたよ」

澪「い、今行く!」

律「2人でお祭りなんて、中学校以来だね」

澪「う、うん(は、恥ずかしい…)」

律「浴衣着てみたよ、どうかな?似合ってる?」

澪「うん!うん!すごく似合ってるぞ!」

律「…よかった、浴衣にこの髪型じゃ、私じゃないみたいだからね」

澪「!(悩ましげな表情…律、こんな顔もするんだ…)」

澪「そんなことない!律は律だよ!」

律「ほんと?ありがとう、澪もすごく可愛いよ」

澪「!!」カァァ

律「さ、行こう!」

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 01:08:11.02 ID:PjcOUMlq0
梓のケース

梓「…もうすぐシャトルバス来ちゃうよ…」

梓「唯先輩…ちゃんと来るかな」

サワッ

梓「ひゃっ!」

唯「あずにゃん、待った?」

梓「いえっまま待ってないです!!」

梓「(急に後ろから頭なでないで~…ホントにやばいから!)」

唯「ふふ、あずにゃんの言うとおり、ちゃんとヘアピン外してきたよ」

梓「あ、ありがとうございます」

唯「どうかな?やっぱり片目、隠れちゃってるけど」

梓「き…綺麗…です」カァァ

唯「ふふ、ありがと。あずにゃんの浴衣とポニーテールも似合ってるね」

梓「っ!」ドキ

唯「可愛いねー、じゃあ…行こ?」

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 01:15:30.09 ID:PjcOUMlq0
律のケース

律「花火までまだ時間あるね、どうしようか?」

澪「お、お店でも回ろう」

律「わかった…って澪、どうしてそんなに恥ずかしがってるの?」

澪「は、恥ずかしがってなんか…」

律「でも、顔赤いよ?」

澪「…律の浴衣なんて珍しいし…その、髪型も…可愛いから」

律「…ありがとね、澪」

律「(澪の方がずっと可愛いっての)」

律「じゃ、おなか減ったし、何か食べ物買おうか?」

澪「う、うん!」

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 01:24:11.26 ID:PjcOUMlq0
澪「あ…私大判焼食べたい!」

律「澪はあんこ派?」

澪「クリーム!」

律「そっか、じゃあちょっと待ってて」


律「クリーム2つと、あんこ1つください」

おじちゃん「あいよ!300円ね」

律「どうも」


律「はい、買ってきたよ」

澪「あ、ありがと…あれ?律、あんこだよね?」

律「うん?そだよ」

澪「クリーム2つ入ってるぞ?」

律「ああ、私は1個でいいから、澪食べなよ」

律「(澪の食べてる姿…可愛いからさ)」

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 01:35:53.80 ID:PjcOUMlq0
澪のケース

澪「はむ…おいひいよ、りふ」

律「そっか、よかったね」

澪「うん!…はっ!」

澪「(私…律に甘えてた?)」

澪「(だって、律がこんなにかっこよくて可愛いから…)」

澪「…律が悪いんだぞ」

律「ん?なにが?」

澪「なっ、なんでもない!律はどこ回りたい?」

律「うーん、金魚すくいかな」

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 01:43:40.32 ID:PjcOUMlq0
律「んー…またダメだった…おっちゃん、もう1回!」

おじちゃん「あいよ、ほら」

律「今度こそー」

澪「(こういう所は変わらないんだな…)」

澪「あんまり熱中するなよ?お金なくなるぞ」

律「わかってるけど…なんか悔しいからさ」

澪「(そっか…昔から負けず嫌いだったっけ、律)」

澪「はいはい、じゃあそれで最後な」

律「えー」

澪「えーじゃない」

澪「そろそろ花火も始まるしな」

律「うん、わかった」

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 01:54:33.80 ID:PjcOUMlq0
―――
律「取れなかった…」

澪「律は昔から金魚すくい下手なんだよな」

律「はは…そうだね、いつもおじちゃんにおまけしてもらってるな」

澪「あ…もうすぐ打ち上がるぞ」

律「じゃあ…あそこの高台、が少なそうだから、行こうか」

澪「う、うん」


澪「…」

澪「(どうしよう…言うべきかな?)」

澪「(…もしダメだったら律との関係が崩れちゃうかも…)」

澪「(でも…大学に行ったら律が離れちゃう…)」

澪「(…怖いよ…どうしよう)」


ドーン


律「あ、始まったみたいだね」

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 04:21:33.79 ID:PjcOUMlq0
ドーン

澪「(やっぱり…言わない方がいいのかも…)」

澪「(律はこれから大学に行って…彼氏も作って…)」

澪「(…考えたくない)」

ドーン

澪「(あ…律の横顔…花火の光に照らされて…すごく綺麗)」

澪「…」

澪「(うん…やっぱり…)」


澪「(この気持ちは言うべきじゃ…ない)」

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 04:25:42.30 ID:PjcOUMlq0
ドーン

律「(澪は今、何を考えてるんだろう)」

律「(進路のこと…?将来のこと…)」

律「(私のこと…?)」

律「(…なんてね)」

ドーン

律「(ここで私の気持ちを伝えたら…どうなるのかな)」

律「(馬鹿だな、で済まされちゃうのかな…)」

律「(でも…伝えたい。澪に知っていてもらいたい。)」


律「(伝えるべき…だよな!)」

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 04:28:46.17 ID:PjcOUMlq0
律「澪」

澪「…ん」

律「…私のこと、どう想ってるの?」

澪「え…?」

澪「…大事な親友…かな」

律「そっか…」

ドーン

澪「…」

律「…あのさ」

律「…」


律「…それ以上の関係になりたい…て言ったら?」

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 04:34:36.42 ID:PjcOUMlq0
澪「それ…以上…?」

律「なんていうか…その」

律「こういうのはどうかと思うんだけど…恋人…かな」

澪「…」

律「…はは、やっぱりおかしいよね、私」

澪「…馬鹿」ポロッ

律「澪…?」

澪「律のばか!」

律「ごめん…」

澪「ずっと…ずっと不安だったんだぞ…」

澪「律がいつ遠くに行っちゃうか…私から離れちゃうか…」

律「…澪」


澪「…律のこと…大好きなんだから…」

律「…私もだよ、澪」

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 04:40:25.74 ID:PjcOUMlq0
澪「どこへも…行かないでよ」

律「うん…ずっと澪の隣にいるよ」


律「ほら、そろそろ花火もクライマックスだぞ」

ドーン


ドンッドンッ


パラパラ





澪「終わっちゃったみた」

チュ

澪「んむ!?」

律「ん…」

律「…私のファーストキス、澪にあげる」

澪「…ばか」

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 04:55:19.02 ID:PjcOUMlq0
梓のケース

唯「やっぱり人が多いね」

梓「は、はい…」

唯「あずにゃん小さいから、はぐれないようにね?」

梓「なっ…だ、大丈夫です!」

唯「うーん…」

ギュッ

梓「えっ」ドキ

唯「手、繋いでればはぐれないもんね」

梓「(唯先輩と手繋いでる…夢みたい)」

唯「さ、あずにゃんはどこに行きたい?」

梓「あ、あの…唯先輩が行きたいところでいいです」

唯「うーん…じゃあ、取りあえず何か食べようか」

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:00:47.82 ID:PjcOUMlq0
唯「そういえばあずにゃん、たい焼き好きだったよね」

梓「は、はい!」

梓「(抜けてるようで、些細なことまで覚えててくれるんだよね…)」

唯「ほら、あそこにたい焼き屋さんがあるよ」

梓「た…食べたいです」

唯「あずにゃん猫さんみたい」

梓「…」カァァ

唯「じゃあちょっと買ってくるから、待ってて」

梓「…手、離しちゃうんですか?」

唯「…ふふ、じゃあ一緒に行こうか?」

梓「…はいっ」

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:05:26.54 ID:PjcOUMlq0
梓「このたい焼き…白いですね」

唯「うん、白たい焼きって言うんだよ」

梓「へえ…」パク

唯「どう?」

梓「おいひい…」

唯「でしょ」

唯「まだまだあるからいっぱい食べていいよ、あずにゃん」

梓「あ、ありがとうございます」

唯「あ、あっちには焼きそば屋さんがあるよ、行こう!」

ギュッ

梓「ちょ、ちょっと待ってください!」

梓「(食いしん坊なところは変わってないんだからっ)」

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:15:59.07 ID:PjcOUMlq0
唯のケース

梓「あ、射的ですよ」

唯「ほんとだ、面白そうだね。あずにゃんやってみたら?」

梓「はい!」


梓「い、意外と重いです…この鉄砲」

唯「がんばれ、あずにゃんっ」

梓「きょ、距離も思ったより遠い…!」

唯「多少身を乗り出しても大丈夫だよ」

梓「こ、こうですか?」グググ

梓「わわっ!」ヨロ

唯「あずにゃん!」

ガシ

梓「あ、ありがとうございます」

唯「あはは、さすがに乗り出しすぎだよ」

唯「(あずにゃん…シャンプーのいい香りがする)」

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:20:34.15 ID:PjcOUMlq0
唯「私が押さえてるから、よく狙ってね」

梓「…」

唯「…あずにゃん?」チラッ

唯「(わっ…顔が真っ赤だよ、あずにゃん)」

唯「(もしかして…私が押さえてるから…照れてるのかな?)」

唯「(あはは…そんなわけないよね…自惚れすぎだな、私)」

梓「…てください」

唯「え?」

梓「ちゃ、ちゃんと押さえててください」

唯「…まかせなさい!」

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:26:09.12 ID:PjcOUMlq0
梓「よーし、あの猫のぬいぐるみを…!えいっ!」

ポンッ

ポトッ

唯「やったね、1回で命中したよ!」

梓「やった…!」



梓「これ…唯先輩にあげます!」

唯「えっ…?」

梓「唯先輩にもらって欲しいです!」

唯「…ありがとね、あずにゃん」


ドーン


唯「花火、始まったね」

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:34:45.54 ID:PjcOUMlq0
梓「どこも人が多くて…あ、あそこに2人分くらいのスペースがあります!」

唯「うん、じゃあ座って見よう」
―――
ドーン

梓「綺麗…」

唯「うん、迫力あるね」

梓「(目にかかったほうの髪を耳にかける仕草…それだけなのに)」

梓「(なんでこんなに綺麗に見えるんだろう…)」

梓「(わかってる…唯先輩の全てが愛しく見える理由)」

梓「(でも…言葉にして伝えるのはやっぱり不安)」

梓「(伝えなければ…これからも今までどおりの軽音部…唯先輩)」

梓「(どうしよう…どうしよう…)」

181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:38:42.88 ID:PjcOUMlq0
ドーン

梓「唯…先輩…」

唯「んー?」

梓「あ、あの…」

唯「どうしたの?あずにゃん」

梓「…」

ドーン

梓「(だめ。やっぱり怖い…唯先輩に嫌われるのが怖い)」

梓「…ぬいぐるみ、大事にしてくださいね」

唯「…うん、もちろん」

唯「…」

ドーン

唯「(なに考えてるんだろう、私)」

唯「(告白…なんてあるわけないよね)」

183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:40:49.63 ID:PjcOUMlq0
ドーン


ドンッドンッ


パラパラ





唯「…終わっちゃったね」

梓「…はい」

唯「そろそろ帰ろうか」

梓「…はい」

唯「ねえ…歩いて帰らない?」

梓「…そうですね」

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 05:43:49.12 ID:PjcOUMlq0
唯「…」


梓「…」


唯「…」


梓「…」


唯「…じゃあ、ここでお別れだね」

梓「…はい」

唯「また明日、部活でね」

梓「はい…さようなら」

唯「…ばいばい、あずにゃん」

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:09:29.40 ID:PjcOUMlq0
梓「…」

梓「(やっぱり言えなかった…)」

梓「(好き…ただその2文字なのにね…)」

梓「…やっぱり弱虫だな…私」

梓「(…唯先輩たちが卒業して、1人になるのは辛い)」

梓「(軽音部がなくなるのは辛い…)」

梓「(でも…)」


梓「(唯先輩が離れていくのが一番辛い)」

梓「(これからも…唯先輩と一緒の時間を過ごしたい)」

梓「(引かれるかも知れない…嫌われるかも知れない)」

梓「(それでもいい…伝えなきゃ!)」

梓「(勇気を振り絞れ!私!)」

タタッ

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:15:02.90 ID:PjcOUMlq0
唯「…」

唯「(あずにゃん…何か言いたそうだったな)」

唯「(…思い込みかな)」

唯「(卒業したら…あずにゃんと離れ離れになっちゃうんだ…)」

唯「(あずにゃんはギターも上手いし…きっと違うバンドを組んで…)」

唯「(きっと私のことなんか…いつか忘れちゃうよね)」

唯「(あずにゃん…あずにゃん…)」


ギュッ


唯「…え?」

梓「…」

唯「あず…にゃん?」

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:21:04.38 ID:PjcOUMlq0
梓「…いつもの…仕返しです」

唯「…」

梓「唯先輩…引くかもしれないですけど…聞いてください」

梓「私…唯先輩のことが好きです…大好きです」

唯「…」

梓「何度も思いとどまろうとしました」

梓「でも…やっぱりこの気持ちだけは伝えたかった」

梓「自分の気持ちに…唯先輩に嘘つきたくなかった」

唯「あ…ずにゃ…ん」

梓「(唯先輩…ふるえてる…?)」

唯「わだ…し…だって…ずぎ…だっだんだからあ…」

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:28:57.44 ID:PjcOUMlq0
唯「ちっちゃくて…可愛くて…私の面倒見てくれて…」

梓「唯先輩…」

梓「(一日中クールだった唯先輩が…泣いてる)」

唯「でももうすぐ卒業で…あずにゃんと離れなきゃいけなくて」

唯「ずっと…ずっと一緒にいたいんだからぁ…」

梓「良かった…私も同じ気持ちでした」

唯「絶対…離れちゃいやだよ」

梓「離れるもんですか…唯先輩こそ…一緒にいてくれなきゃ嫌です」

唯「うん…うん…」



梓「唯先輩…好き…大好き」

唯「私も…あずにゃんが大好き」

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:35:11.05 ID:PjcOUMlq0
梓「じゃあ…帰りましょうか。家まで送ります」

唯「うん…」

梓「どうしたんですか?」

唯「私達、付き合うことになったの?」

梓「えっ…?そう…だと思いたいです…」

唯「じゃあ、キスして?」

梓「!こ、ここでですか?」

唯「うん、ここで」

梓「でも…」

唯「…いや?」

梓「そんなことないです!」

梓「…やってやるです!」

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:40:36.02 ID:PjcOUMlq0
唯「んー」

梓「(この唯先輩の顔…ずっと見てたいなあ)」

唯「…」

梓「(先輩の顔がこんなに近くに…吐息がかかるくらい)」ドキドキ

梓「…」ドキドキ

梓「(ええい!勇気を出せ!梓!)」

梓「んっ…!」


チュッ


唯「…えへへ」

梓「…ドキドキしました…ホントに」

唯「私もだよ、あずにゃん」

唯「これで私達、恋人同士だね!」

梓「は、はい!」

唯「ずっと一緒だからね…あずにゃん」

202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:46:51.93 ID:PjcOUMlq0
梓「じゃあ…今度こそ送ります」

唯「うん…ってあれ?」


律「澪…あれって」

澪「見たことあるシルエットだな」


唯「りっちゃん!澪ちゃん!」

澪「やっぱりそうだったか」

梓「でも、お祭り来れなかったんじゃ…?」

律「?私達は、唯と梓が来れないって聞いてたけど?」

『なるほどね…』

唯「あ、それはそうと、2人に報告することがあるんだ」

律「お、奇遇だな、私達もだ」



唯・律「私達、恋人同士になりました!」

おわり

204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/07(水) 06:50:35.07 ID:PjcOUMlq0
おまけ

紬「りっちゃん…なんて大胆な告白なの…」

紬「えっ!?このタイミングでキスを…あらあらあらあら」

紬「唯ちゃんたちも…この沈黙が…」

紬「きっと色々な葛藤があったのね…!」

紬「あ…!梓ちゃんから…!?」

紬「…みんな、素敵♪」

紬「本当によかったわ、上手くいって」

紬「お幸せに♪」

斉藤「紬お嬢様、鼻血が出ております」


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