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赤セイバー「問おう、そなたが余を招きし奏者か」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/01(水) 23:46:14.55 ID:7WKhEyPu0

切嗣(透けてる…)ガンミ

セイバー「これ、余に見とれるのは良いが返事くらいせぬか」

切嗣(小さい…)ガンミ

セイバー「む?そなた今失礼なことを考えなかったか?」チマーン

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/01(水) 23:50:17.61 ID:7WKhEyPu0

いや胸じゃなくて身長な


アイリ「え、えぇと…あなたがアーサー王なの?」

セイバー「ぬ!?何を言っておるか!余は至高の芸術にしてオリンピアの花!この面貌を前にして余を知らぬと申すか!?」

アイリ「…あなたは、アーサー王ではないと言うの?」

セイバー「まだ言うか!…あぁもうよい!二度は言わぬからよぉく、よぉぉぉぉく聞け!余の真名は…」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/01(水) 23:56:00.41 ID:7WKhEyPu0

セイバー「イリヤスフィールよ、そちは実に愛いのう」ナデナデ 

イリヤ「えへへ~」

セイバー「余は美しいものが好きだが可愛いものも好きだぞ」ナデナデ

アイリ「イリヤはすっかりセイバーになついてしまったわね」

切嗣「あぁ…しかし、まさか暴君ネロとはね。女性だったのも驚きだが、セイバーのクラスで召還されるとは…」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/01(水) 23:59:49.15 ID:7WKhEyPu0

アイリ「ネロならライダーが妥当かと思うのだけれど…」



セイバー『なに、聖杯戦争ではセイバーが最優のクラスなのであろう?ならば余がセイバーでなければ道理に合わぬ。それに…』

アイリ『…それに?』

セイバー『戦車は尻が痛いのでな』



アイリ「…なんて、めちゃくちゃなこと言い出すし…」

切嗣「まぁそれはいいさ。幸い、魔力以外のステータスは軒並み高い。駒としては問題ない」

アイリ「…だといいのだけれど」




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:03:30.02 ID:WTZO8v610

セイバー「…むぅ」

アイリ「あら?どうしたのセイバー難しい顔して」

セイバー「アイリスフィールか。いや、ちと頭痛がな…」ズキズキ

アイリ「あぁ…そういえば頭痛持ちのスキルがあったわね」

セイバー「うむ、こればかりは如何ともし難いからな…」ズキズキ

アイリ「うーん…あ、ちょっと待ってて!」タタタッ

セイバー「ぬ?どうしたというのだ…?」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:09:43.53 ID:WTZO8v610




アイリ「はいこれ、現代の頭痛薬よ」

バファリン「ドヤァ」

セイバー「おぉ…すまぬなアイリスフィール。さっそく試してみるとしよう」コクコク

アイリ「効くかどうかはわからないけど…」


セイバー「…治ったぞ!」ペカー

アイリ(やだこの子すごい単純…)

<セイバーのステータスが更新されました>
頭痛持ち×…バファリンさんマジバファリン


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:17:01.54 ID:WTZO8v610

セイバー「ふふん」ギュー

アイリ「あの…セイバー?そう抱き締められると動けないのだけど…」

セイバー「アイリスフィールといい、イリヤスフィールといい、余の好みにぴったりだ…あぁ、やはり美しいものはよい…」ウットリ

アイリ「聞こえてないわね…」ギュー

イリヤ「あー!セイバーずるい!お母様ひとりじめしてるー!」

セイバー「苦しゅうないぞ。ちこうよれ」チョイチョイ

イリヤ「えーい!」ギュー

セイバー「ふはは!両手に花とはまさにこのことよな!」 

アイリ「もう好きにして…」

舞弥(なんてキュートな一枚絵なのでしょう…)ジュル


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:23:53.52 ID:my5GcgvG0

セイバー「奏者よ、余は暇だ」グイグイ

切嗣「…」フイッ

セイバー「奏者よ構え」グイグイ

切嗣「…」プイッ 

セイバー「…なぜ余を無視する!?泣くぞ?本気で泣くぞ!?」プルプル

切嗣「固有時制御二倍速」スタコラ

セイバー「奏者ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ピー


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:30:49.14 ID:my5GcgvG0

セイバー「なぜ、奏者は余を無視するのだ…?」グスン

アイリ「…えぇと」

セイバー「このような絶世の美女を前にして無視を決め込むなど……ッ!!まさかあやつ、同姓愛し」

アイリ「それはないわ」ペシッ

セイバー「…ならば、なぜ…」グスン

アイリ(…勝手に言っていいものかわからないけれど) 

アイリ「セイバー?あのね、これから切嗣と私が聖杯に託す願いを教えるわね」

セイバー「…」グスッ

アイリ「私達の願いは…」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:37:09.23 ID:my5GcgvG0

切嗣(さて、セイバーを使ってどうやって聖杯戦争を勝ち抜いていくか…)

セイバー「奏者よ、入るぞ」ガチャッ

切嗣「…」

セイバー「聞き忘れたことがある。…奏者よ、そなたは聖杯に何を望む?」

切嗣「…」ムスッ

セイバー「…やはり無視を決め込むか。いや、実はそなたらの願いは既にアイリスフィールから聞いておるのだ」

切嗣「…」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:42:15.50 ID:my5GcgvG0

セイバー「そなたの願いから鑑みるに…やはり、過去の余の行いに憤っておるのか?」

切嗣「…」

セイバー「余とて皇帝だ。赦しを乞うなどという浅ましい真似はせぬ。
…せぬが、そなたの心のあり方は歪だが美しい。そのように無視されるのは心が痛む」

セイバー「なればこそだ。奏者よ、余の剣舞を目に焼き付けよ。そなたを必ずや聖杯に導くと約束しよう。

いずれ、返事せざるを得なくなるほど魅了させてやるぞ?」

切嗣「…」

セイバー「…言いたいのはそれだけだ。ではな奏者よ」ガチャッ


切嗣「…あれが、バビロンの妖婦か」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:45:36.01 ID:my5GcgvG0



セイバー「…」トボトボ

アイリ「あら、セイバー……泣いてるの?」

セイバー「泣いてなどおらぬ…」グスン

アイリ(もしかしなくても、切嗣のこと…ね)ナデナデ

セイバー「…グスッ」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:50:21.80 ID:my5GcgvG0

新都

セイバー「これが冬木の街並みか…余の時代とは随分と異なるのだな」

アイリ「そうね、古代ローマと比べたらどこに行ったって目新しく写るんじゃないかしら?」

セイバー「アイリスフィールとて城の外を見るのは初めてなのだろう?」

アイリ「えぇそうね…実は今、私すごいワクワクしてるのよ?」

セイバー「ふふ、余とて同じだ。では、暫しの間だが物見遊山といくか!異国の市場を冷やかすのも皇帝の務めだ!」

アイリ「ふふっ、皇帝にエスコートされるなんて淑女の誉れね」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 00:58:17.54 ID:my5GcgvG0

セイバー「アイリスフィール!余はこの菓子が食べたいぞ!」

アイリ「オオバンヤキ…?美味しそうね。じゃあ2つ下さいな」



セイバー「うむ!実に美味だ!」モキュモキュ

アイリ「庶民のお菓子も結構美味しいものなのね…」モクモク

セイバー「モキュモキュ…む!?あれはなんだアイリスフィール!?何やら面白そうだぞ!」テテテッ

アイリ「ちょっと…もう、セイバーったら」クスッ


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:02:12.87 ID:my5GcgvG0

海岸

ザワッ…

セイバー「…アイリスフィール、どうやら観光はここで打ち止めのようだな」 

アイリ「えぇ、敵サーヴァントからのお誘いみたいね」

セイバー「見えすいた挑発よな」

アイリ「丁重にお受けする?」

セイバー「無論、ここまで熱烈に求愛されてなお影に潜むなど、できるはずがあるまい!」

アイリ「ふふっ、あなたの力を見せてもらうわね?」

セイバー「大いに期待するがいいアイリスフィール。初戦にして初勝利と行こうではないか」


切嗣「…さて、お手並み拝見だ。可愛い暴君さま?」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:08:05.19 ID:my5GcgvG0

ランサー「…来たか。フン、どいつもこいつも穴熊を決め込むばかりで…」

セイバー「おぉ!彫像が動き出したような美男子だな!よい、実によいぞそなた!」

アイリ「セイバー…」ハァ

ランサー「…なにを言っている?まさか我が魔貌に腰を抜かしたとは言うまいな?」

セイバー「うぅむ!特にその右目の泣き黒子、妖艶極まりない!余もそれが欲しいぞ!」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:12:06.84 ID:my5GcgvG0

ランサー「な、なんだと言うのださっきから…?」

セイバー「余が欲しいと言ったらそれは余の物も同然!インペリウムの誉れをここに!余が敷いた余の法に従うがよい!」キュイーン

ランサー「だから話を聞……ッ!?魔貌だと…!?馬鹿な…どういうことだ…」

<セイバーのステータスが更新されました>
愛の黒子A…皇帝特権により一時的に付加


セイバー「おぉ!そなたの黒子、チャームの魔術であったか。うむ、美しき余に相応しいスキルよな!」チャーム

ランサー「」ズキューン

セイバー「ぬ?」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:16:13.70 ID:my5GcgvG0

ランサー「ぐっ…よもやこの俺がチャームにかかるとはな…」

セイバー「なんだお主、対魔力スキルはなかなかだが、魔力はてんで低いな」

ランサー「きさ…いや、貴女に言われたくはない…そも、如何にして我が魔貌を退けた?」

セイバー「余の対魔力の低さを心配して、事前に奏者が精神干渉魔術へのレジストをかけてくれたのだ!」フンゾリ

アイリ「あなたが威張ることじゃないでしょ…」


ちなみに赤セイバーの対魔力はC(だったはず)だから別に対策無しでも回避可能


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:22:57.52 ID:my5GcgvG0

ランサー「なるほどな…しかし、まいった。今のままでは貴女に槍を向けるなどできない…」

セイバー「刃を交える必要などない。麗しのアタランテに勝るとも劣らぬその容姿…そなたもアカイアの英霊か?」

ランサー「いや、我が名はディルムッド・オディナ。フィオナ騎士団が一番槍だ」

ーなにをバラしておるのだこの馬鹿があああああああああ!!

ランサー「…はっ!申し訳ありません我が主よ!つい生前の誓約の癖で…」

※ランサーの生前の誓約「女性の頼みを断らない」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:25:53.16 ID:my5GcgvG0

セイバー「おぉ!かの輝く貌のディルムッドか!!いや実に素晴らしい!!
同じケルトの光の御子の奴めもそなたを見習うべきだな!」

ランサー「なに!?かの光の御子と相見えたことがあるのか!?」

セイバー「記憶にはないが知識としてある。余は聖杯戦争が此度で二度目だからな」

アイリ「えぇ!?そんなの聞いてないわよセイバー!?」

セイバー「うむ、聞かれなかったからな」

アイリ「そんなこと聞く発想なんて…」

切嗣(このサーヴァント…もしかしなくても馬鹿なのか?)


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:30:14.82 ID:my5GcgvG0

ランサー「してセイバーよ。その口ぶりでは、まさかあの光の御子に…?」

セイバー「もちろん、勝利した。苦しい戦いではあったがな…特にあの因果逆転の魔槍は厄介であった」シミジミ

アイリ「あの…ちなみに他にはどんな英霊と戦ったのかしら?」

セイバー「む?ひい、ふう、みい……そうだな、12は倒したが全て挙げるか?」

アイリ「」


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:37:58.27 ID:my5GcgvG0

姉御
紅茶
緑茶
ありす
キャス狐
すーぱーあさしん
ゴキブリ
しんそ
青タイツ
串刺し
ガウェイン
仏スマイル

モンスター抜いて12だなよし安心した


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:39:50.72 ID:my5GcgvG0

ランサー「…規格外だな、俺がまんまとチャームにかかってしまったのも頷ける」

セイバー「うむ、凄いであろう!ほれアイリスフィール。そなたも誉めてもよいのだぞ?」フリフリ

アイリ「え、えぇと…凄いのね?セイバーって」 

セイバー「無論!余は最優のサーヴァントなのだからな!」フンゾリ

切嗣(舞弥、胃薬をくれ)

舞弥(はい)チュー


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:44:35.49 ID:my5GcgvG0

セイバー「で…だ。どうするのだ色男?このまま余の軍門に下ると言うなら歓迎するが」

ランサー「ふっ…俺が忠誠を誓った主はただ一人。後ろ髪引かれる思いだが、此度は撤退させてもらおう」

ー先程から貴様は何をほざいておるのだランサー!?敵を前に逃げ出すのが貴様の騎士道か!?

ランサー「申し訳無いが我が主よ…このような精神状態ではまともに槍など振るえません」

ーまさかセイバーの言に怯えたとは言うまいな!?あのような与太話、虚言に決まっておろう!

セイバー「まぁ信じるも信じないのも個人の自由だな。余は別にランサーのマスターになぞ興味はないから信じられなくとも一向に構わぬ」


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:49:05.15 ID:my5GcgvG0

セイバー「…まあそれはさておき、余とて不満だぞ!そなたほどの美男子を余が捨て置くわけがあるまい!
さっさと我が幕下に加わるのだランサー!」

ランサー「だからそれは出来ないと……」

アイリ(英雄、色を好む…ここに極まれりね)

切嗣(あの時少しでも同情した僕が馬鹿だったか…)


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:52:29.09 ID:my5GcgvG0

ー行けと言ったら行け!

ランサー「しかし!」

セイバー「来いと言ったら来い!」

ランサー「いやだから!」

ー令呪をもって…

ランサー「主ぃ!!!」

ドドドドドドド

ライダー「AAAAAAAlalalalalaie!!!」ドカーン

ケイネス「」ビクッ

セイバー「ッ!?何者だ!?」

ランサー(助かった…)ホッ


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 01:58:36.53 ID:my5GcgvG0

ライダー「我が名は征服王イスカンダル!双方とも武器を収めよ!王の御前であるぞ!」

ウェイバー「な…にを言ってやがりますかこの馬鹿はあああああああああああ!!!」

セイバー「余を差し置いて王を名乗るか貴様!?筋肉ダルマはお呼びではない!我が視界から早急に消えよ!!」

ライダー「…おい坊主、くれぐれもセイバーの顔は見るなよ」

ウェイバー「わ、わかってる。僕程度でどうにかできる呪いじゃないみたいだ…」

セイバー「余を、無視、するなああああああ!!!」


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 02:01:55.82 ID:my5GcgvG0

ライダー「いや、こりゃあたまげたのう。まさかセイバーが小娘とは。加えて気丈なワガママ娘ときたもんだ」

セイバー「…いま、何と申した貴様」

ライダー「む?いや気の強い小娘と…」

セイバー「ふふふふふふふふふ…小娘か、そうかそうか余を小娘と申したか……」ワナワナ

ライダー「…余は地雷を踏んでしまったか?」ボソボソ

ウェイバー「呑気に分析してる場合かよバカぁ…」グスン

セイバー「……死罪だ!かの串刺公すら青ざめるほどの極刑に処してやる!覚悟はよいか筋肉ダルマ!!」


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 02:04:59.20 ID:my5GcgvG0

ライダー「まぁ落ち着けセイ…」

セイバー「regnum caelorum et gehenna…」ジャキッ

ライダー「ふぅむ…会話もままならぬか…まあよい!このイスカンダルが直々に戦端を開くというのも一興!」


ランサー「悪いが助太刀はできんぞセイバー。これ以上主の命に逆らうことはできない」

セイバー「よい、そなたはそこで見ておれ。その体に傷でもついたら困る」

ランサー(やだ…男らしい…)キュン


120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 02:07:34.74 ID:my5GcgvG0

ライダー「では、空中戦と行かせて貰おうか!」ドドドドドド

セイバー「む!?卑怯だぞライダー!」 

ライダー「卑怯もくそもあるまいて、白兵戦は明らかに余の方が不利なようだからなぁ」ポリポリ

セイバー「…えぇい!ならば突撃してきたところを迎撃するまで!ほれ、かかってこい筋肉ダルマ!!」

ウェイバー「ら、ライダー!色気は出すなよ!ヒットアンドアウェイだけでいいんだからな!」

ライダー「言われんでもそうするわい。戦局的不利を戦略で覆してきた余であるぞ?」

セイバー「なにをごちゃごちゃ言っておる!さっさと来ぬかたわけ!!」ガーッ


123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 02:10:17.10 ID:my5GcgvG0

ライダー「さて、どうやら姫君もお待ちのようだしのう…」

セイバー「ひめ…」ブッチィィッ

アイリ(えっ…なに今の音?)

ランサー(また地雷を踏んだなあの男)

ライダー「行くぞ坊主!AAAAAAAlalalalalaie!!!」ドドドドド

セイバー「ふふ、ふふふふふふふふふ…ふふふふふ………天幕よ!!落ちよ!!!花散る天幕〈ロサ・イクトゥス〉!!!」ズバァァァ!!!
 


125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 02:15:09.49 ID:my5GcgvG0


セイバー「…ふん、浅かったか」

ライダー「なるほどのぅ…最優は伊達ではないか」

ウェイバー「車輪が一撃で…?なんだよこの馬鹿げた威力は!?」

ライダー「阿呆、威力の問題なぞ些事よ。称えるべきは余の突撃を避してなお、反撃に転じるその身のこなしだ」

セイバー「ほれ?もう戦車は使い物になるまい。さあ大人しく刑を受けよ咎人め」



256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:01:29.72 ID:BEimgEJs0

ライダー「このままやられては征服王の名が泣くのでのう?みすみす白旗を振るわけにはいかんのだ」

セイバー「ほう?ならばどうするのだ筋肉ダルマ?」

ライダー「そりゃあ、切り札を出すしかあるまいて!!!刮目せよ!これぞイスカンダルたる余が誇る最強宝具!!!」

ライダー「王の軍勢〈アイオニオン・ヘタイロイ〉なり!!!」

サアアアアアアアアアアア……

アイリ「なっ…世界が侵食され…」

ウェイバー「固有…結界…!?」


257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:04:24.12 ID:BEimgEJs0

セイバー「…」

ライダー「王とはッ!誰よりも鮮烈に生き、諸人を魅せる姿を表す言葉!」

ーーー然り!然り!!

ライダー「全ての勇者の羨望を束ね、その道標として立つ者こそが王!故に王は孤高にあらず!
その意志は 、全ての臣下の志の総算たるが故に!」

ーーー然り!然り!然り!!!

ライダー「…さあ、この無双の軍勢!!!如何にして立ち向かう!?如何にして屠らんとする!?」

セイバー「臣下の信頼…民の愛…なるほどな。どちらも余が焦がれ、得られなかったものだ」

アイリ「セイバー…」


259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:06:36.13 ID:BEimgEJs0

セイバー「だがな…征服王。民草を愛し、祖国の栄華を願ったのは余とて同じだ。
皇帝と王、互いに相容れぬは必然。余も全力を持って貴様を迎え撃とう」

ライダー「ならば見せてみるがいいセイバー!貴様の切り札を!」

セイバー「…アイリスフィール。宝具の使用許可を」

アイリ「えぇ、構わないわ…あなたの力を見せて!セイバー!」


261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:11:11.40 ID:BEimgEJs0

セイバー「ふふん、期待に応えよう」

セイバー「………我が才を見よ…万雷の喝采を聞け…座して讃えるがいい…」

セイバー「黄金の劇場を!!」

サアアアアアアアアアアアアアアア  

ウェイバー「なっ…!?黄金の劇場!?また固有結界だっていうのか!?」

アイリ「…いいえ、これは固有結界ではないわ」

ウェイバー「え…?」

アイリ「固有結界は術者の心象風景の世界への浸食…言わば異世界ね。でもこの魔術はあくまで元ある世界に黄金劇場を『追加』しただけ…
そう…性質的には投影魔術に近いわね」

ウェイバー「どっちにしても規格外だ…なんなんなだよ英霊って…」



266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:18:56.32 ID:BEimgEJs0

セイバー「気付いておるとは思うが、余の宝具には対象のステータスをランクダウンさせる効果がある」

ライダー「そのようだのう…体が重くて仕方ないわい。
…それだけでは無いな?余の軍勢の気勢も幾分か削がれておる」

セイバー「展開時にダメージ判定があるものでな、そなたの軍勢で無傷な兵はおらぬ。
……ふん、だがこれでようやく五分といったところか?」

ライダー「うわはは!余の朋友達はこの程度ではくたばらんぞ!!
…それにしても黄金劇場ときたか………貴様の正体、余にはちぃと心当たりがあるぞ?」 

セイバー「ふん、ならば余を謗るか?征服王」


268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:21:23.58 ID:BEimgEJs0

ライダー「なぁにを言うか!暴君と暴君の闘いとは実に面白い!血肉踊る!これぞ征服王の鼓動の高鳴りよ!!」

セイバー「そなた、骨の髄まで変人よな…さあ来い征服王!御託は終わりだ!」

ライダー「おうとも!今宵の戦は今後の良い酒の肴になる!行くぞ者共!!AAAAAAAlalalalalaie!!!」ドドドドドドド

セイバー「ゆくぞ!童女謳う華の帝政〈ラウス・セント・クラウディウス〉!!!」ダッ


269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:25:42.22 ID:BEimgEJs0

ライダー「………ぐはぁっ!!」ガクッ

セイバー「はっ…はっ……」

ライダー「……まさか、かような小娘に土を付けられようとはなあ」スー…

セイバー「小娘と呼ぶな…たわけめ…」ハァハァ

ライダー「ならば女帝とでも讃えるべきか?…いや、そのようなことはどうでもよい
此度の戦は実に有意義であった…いかな言葉をもっても飾れぬほどにな」スー…

セイバー「…」

ライダー「ではなセイバー。余に勝利したのだ。よもや他のサーヴァントに遅れをとるとは思わんが達者でな?」シュンッ


277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:29:43.38 ID:BEimgEJs0

ウェイバー「ら、ライダー…」  

アイリ「…すぐに教会に保護を求めなさい。私にはあなたを殺す気はないわ」 

ウェイバー「く…くそぉっ…!」タタッ

ーランサー!早急にライダーのマスターを始末せよ!!

ランサー「………御意に」ダッ

ガキィン!

セイバー「無粋な真似をするな。あの者の処遇は、闘いに勝利した余に権利がある」フラッ


278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:31:11.44 ID:BEimgEJs0

台本でバトルって凄い滑稽じゃないですかー

セイバー「てやああああああ」ガキィーン

ライダー「ふぬぅー」ガキィーン

的なー


282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:36:15.24 ID:BEimgEJs0

ランサー「…そのような状態で俺を止められるとでも?」

セイバー「余に刃を向けられぬと言ったのはそなた自身であろう?」

ランサー「……貴女をすり抜けてライダーのマスターを殺すことも、今ならば容易だ」

セイバー「…見ればわかる。そなたとて本意ではあるまい?なればだ、再び生前の誓約にうっかり従ってみるか?
ここに誓約を申し渡す。『今宵に限り、女性の頼みを断るな』」

ランサー「くくっ…なるほど、な。承知したセイバーよ。ケルトの戦士の誇りにかけて誓約を受け入れよう」キュイーン

ーランサー!?貴様は何を…!?


290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:41:42.92 ID:BEimgEJs0

セイバー「退け、ランサー」

ランサー「申し訳ありません我が主よ…ここは撤退を」シュゥン

ーくそっ!サーヴァント風情がっ…!

セイバー「…アイリスフィール、余は少し疲れた。早く帰って湯浴みがしたい」

アイリ「そうね、本当にお疲れ様セイバー。貴女のおかげで生き残れたわ」



294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:44:14.88 ID:BEimgEJs0

セイバー「………この疲れを癒すには美女の同衾が必要だ。もちろん湯浴みも一緒にな。ほれ急ぐぞアイリスフィール!」ズルズル

アイリ「え?なにか不吉な言葉が聞こえた気がするんだけど?え?」ズルズル

セイバー「ふはは!夜は長いぞアイリスフィール!!」ズルズル

アイリ(え?私もしかしてかなりピンチ?)ズルズル

切嗣(自害させてやろうかあのサーヴァント…)

舞弥(落ち着いてください切嗣)チュー


296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:49:04.40 ID:BEimgEJs0

アーチャー「…」シャラーン

アーチャー「この俺を差し置いて王を抜かす輩が二匹も出たか…」

アーチャー「…くく、だがしかし許そう、バビロンの妖婦よ。神を迫害した女、実に興味深い」

アーチャー「…おい、そしてそこの狗。誰に許可をとってこの我を見上げておる?」

バーサーカー「…」

アーチャー「狂犬が…せめて散り際で俺を興じさせよ」

バーサーカー「■■■■■■■■■!!!!!」


297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:53:02.42 ID:BEimgEJs0

ケイネス「先の闘いの説明、いかにしてするつもりかねランサー?」

ランサー「いかな弁解の言葉もありません。…そもそも、これまでの私が間違っていたのです」

ケイネス「なに…?」

ランサー「主の人となりを見ずして闇雲に忠誠を誓うなど、反骨にも劣る愚行。
これからは私がケイネス様を知ると同時に、ケイネス様にも私を知っていただく」

ケイネス「なんだと…?」

ランサー「まずは騎士道からです!勝負が決し、戦意喪失した敗残兵に追い討ちをかけるなど!いいですか我が主よ!?健全な精神にこそクドクドクドクド」

ケイネス「あ、はい…」セイザ

ソラウ(今夜ランサーは女性の頼みを断れない今夜ランサーは女性の頼みを断れない今夜ランサーは女性の頼みを断れない今夜ランサーは女性の頼みを断れない今夜ランサーは女性の頼みを断れない今夜ランサーは女性の頼みを断れない)フシュルルルルルルル

ランサー「」ゾクゥッ


301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 19:57:57.03 ID:BEimgEJs0

※ランサーは美味しくいただかれました

城のお風呂

セイバー「ぬふふ…アイリスフィール、おぬしも中々に良い体をしておるのう…」ジュルリ

アイリ「どこの中年親父よ…もう」 

セイバー「さてアイリスフィール、余の背中を流してくれ。これくらいの褒美はあってもよかろう?」

アイリ「…っ、ごめんなさいねセイバー。私、切嗣以外の背中は流さないって決めてるの」

セイバー「女同士で何を申しておるか。ほれ、石鹸だ」ズイッ

アイリ「あっ…」ポロッ

コツーン


305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:01:11.48 ID:BEimgEJs0

セイバー「…アイリスフィール?そう言えば先ほども服を脱ぐのにやたらと手間取っておったが…
もしや身体に何か異変が?」 

アイリ「えぇっと…これは…」

セイバー「よっ…余が魔力を使い過ぎたせいか!?余のせいなのか!?」アタフタ

アイリ「違うわ、落ち着いてセイバー?そもそも貴女のマスターは切嗣でしょう?」クスッ

セイバー「おぉ…そ、そうであったな。でっ…では…!?」 

アイリ「そうね…ホムンクルスの構造上の問題って言うと良いかしら?
大丈夫よ、魔方陣の上で休めば回復するから」

セイバー「そ、そうか…大事ないのならそれで良いのだが…」


308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:06:31.83 ID:BEimgEJs0

アイリ「セイバーは優しいのね」

セイバー「そなたは美しいからな。そなたが辛いと余も辛い」 

アイリ「セイバー…」

セイバー「…よし、ならば余がそなたの背中を流してやろう!!覚悟しろよアイリスフィール?
頭から爪の先まで残さずたっぷりねっとりじっくり洗ってやろう」ワキワキ

アイリ「私、そろそろあが…」ガシッ

セイバー「逃がすわけがなかろう?」


イヤァァァァァァァァァァアアアアアア
ヨイデハナイカヨイデハナイカ
キリツグゥゥゥゥゥゥゥウウウウウ
フハハハハハハハハハハハハハハ

切嗣「令呪をもって…」

舞弥「落ち着いてください切嗣」チュー



314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:11:13.65 ID:BEimgEJs0

セイバー「ふぅ…いい湯であった…」ツヤツヤ

ガチャッ

切嗣「…」

セイバー「あっ…そ、奏者よ」テテテッ

切嗣「…」

セイバー「こ、此度の戦、余は頑張ったであろう?誉めたければ誉めても良いのだぞ?」

切嗣「…」


318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:14:29.50 ID:BEimgEJs0

セイバー「じ、実は誉めたくて仕方無いのであろう!?余はわかっておるぞ!」プルプル

切嗣「…」トン

ガタッスタスタガチャ

セイバー「…む?なにか袋を置いて…?」ガサッ
 


セイバー「…オオバンヤキ」パァァ

ソウシャァァァァァァァァァ!!!ソナタモイッショニィィィィィィィィィ!!!!
ドドドドドドド

切嗣「固有時制御二倍速」シュタタタ


322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:18:34.17 ID:BEimgEJs0

アイリ「セイバー…激しすぎる…」グッタリ

セイバー「ふんふふーん♪」

アイリ「あら…ずいぶんとご機嫌ねセイバー?」

セイバー「うむ!これを見るのだアイリスフィール!奏者が余にくれたのだ!」ズズイ

アイリ「あら、オオバンヤキね。ふふっ…良かったわねセイバー」ニコニコ

セイバー「ふふん、奏者が余に陥落して求婚してくる日も近いな!」

アイリ「それはないわね」ニッコォ

セイバー「…ッ!?」ゾクゥッ



327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:22:55.05 ID:BEimgEJs0

セイバー「じょ…冗談だぞアイリスフィール?冗談だからな?」ビクビク

アイリ「やだセイバーったらわかってるわよ?」ニコニコ

セイバー「そ、そうか?まさかとは思うが、余が嫌いになったりしないか?」オロオロ

アイリ(やだ…この子かわいい…)

セイバー「返事をせぬか!えぇい泣くぞ?泣いてしまうぞ!?」プルプル


328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:24:35.97 ID:BEimgEJs0

アイリ「大丈夫よ、貴女を嫌いになったりなんてしなーーーッ!!」クラッ

セイバー「アイリスフィール!?」

アイリ「敵襲…みたいね。切嗣にすぐ連絡を…」

セイバー「闖入者とな!?うむ!切嗣ー!闖入者だぞー!」ダキッ

ダダダダダッ


340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:27:49.60 ID:BEimgEJs0

切嗣「こんなときに敵襲か…アイリ、悪いが遠見の水晶玉を頼む」

アイリ「このくらい大丈夫よ切嗣…っ!見えたわ!こいつよ!!」

キャスター『…』ギロッ

アイリ「!?千里眼が看破されて…!?」

キャスター『…突然の訪問申し訳ありません。不肖ジル・ド・レェ、まかりこして参りました』ニコォ

キャスター『我が麗しの聖処女ジャンヌにお目通り願いたい』

アイリ「こいつ一人だけ…?マスターは居ないみたいね…それにジャンヌって…?」


341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:30:19.69 ID:BEimgEJs0

切嗣「ブラフか、本物の狂人かのどちらかだろう。…もし後者なら、敵はジル男爵ということになるが…?」

キャスター『さあ!早く赤い外套の乙女を差し出すのです!貴様らの仕業ですか!!?我が聖処女にあのような破廉恥な衣装を当てがっているのは!?』

アイリ「え?」

キャスター『アッアァァァァァァーッ!!!許さん!決して許すまじ!!お待ちくだされジャンヌ!必ずやこのジルが貴女様を辱しめから解放してみせましょう!!!!』ブッチィ

アイリ「あ、あの?セイバー?あなた、彼のお知り合い?」ヒキッ

セイバー「そんなわけがなかろう!あのような汚物、視界に入れることすら憚られるわ!!」


345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:34:36.33 ID:BEimgEJs0

切嗣「…どうやら本気でジャンヌ・ダルクと勘違いしているようだな。
…これは好都合だ。敵の真名が知れたのは大きい」

セイバー「どうするのだ奏者よ?迎え撃つか?」

ーーードクンッ

アイリ「あっ…」フラッ

バタン

切嗣「アイリ!?」

切嗣(またどこかでサーヴァントが脱落したか!?よりにもよってこんな時に!!)


349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:38:51.53 ID:BEimgEJs0

セイバー「…奏者よ。アイリスフィールについては後程聞かせてもらう。その時、沈黙することは認めぬぞ」

セイバー「今は拠点防衛が先決だ。アサシンも健在な中、アイリスフィールを置いて敵に攻め入るなど出来ぬ」

切嗣「…舞弥、籠城戦だ。敵マスターの侵入を誰一人許すな」

舞弥「わかりました」タタッ

セイバー「奏者…」パァァ

切嗣(…僕はただ僕の基準で合理的な判断をしただけだ。他意はない)タタッ


350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:43:26.91 ID:BEimgEJs0

アイリ「はぁ…はぁ…」

セイバー「ぶ、無事かアイリスフィール?なにか余にできることはないか?」

アイリ「私は…だいじょ…周囲の警戒を…」

セイバー「それはわかっておる…だが、そなたに何も出来ぬと言うのは……ッ!!」

ガシャァァァァァァン

キャスター「おぉ…我が聖処女よ…まさか、まさか今一度この目に貴女様を映すことが出来ようとは…」

セイバー「来たか…狂人め」


351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:50:54.46 ID:BEimgEJs0

キャスター「それにしても何なのですその破廉恥極まりない装束は!?
いや、しかしそれでいてなおその気高さを失わぬその清廉なる気品!!」

キャスター「加えて、私の聖杯に託す望みは貴女の復活…ンンンンンンン!!!これは貴女が紛れもなくジャンヌ・ダルクであることの証明に他なりません!!」

キャスター「さぁジャンヌ…こちらへ。このジルめが我が工房へ案内いたし…」

ズバァッ

セイバー「それ以上戯れ言を抜かすな…余はローマ帝国の五代皇帝! ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスだ!二度は言わぬからよく覚えておけ狂人!!」


352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 20:56:10.18 ID:BEimgEJs0

キャスター「…そこまで心を閉ざしておいでか。ならば、次は相応の準備をして参りましょう」

セイバー「待て!逃がすと思…」

セイバー(アサシンがこの場に潜んでいない保証はない…くっ、ここは深追いはできぬ…)

キャスター「それではジャンヌ…またお会いしましょう」


ーーーちょっと待ったぁ!!


セイバー「む?窓の外から声?」


355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 21:01:39.37 ID:BEimgEJs0

キャスター「…何者です?私とジャンヌの逢い引きを邪魔する不届き者よ?」

ケイネス(善)「先の闘いで疲労したセイバーに追い討ちをかけるなど騎士道に反する愚行である!!」

ケイネス(善)「貴様のような愚か者はこのアーチボルト家9代目当主!ケイネス・エルメロイ・アーチボルトが直々に誅伐してやろう!!!」

ランサー(主…ご立派になって…)ウルウル

セイバー「」ポカーン

ホテル

ソラウ「」気絶中



368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 21:09:50.16 ID:BEimgEJs0

キャスター「お、おおおおお思い上がるなよこの匹夫めがああああああああああああああ!!!」

ケイネス「ランサー!お前は側に控えていろ!一対一の決闘に邪魔立てするなどしまいな!!」

ランサー「無論です我が主よ!!ですが命の危機が差し迫った際は、無礼ながらも手を出させたいただきます!!!」

ケイネス「よろしい!!さぁゆくぞキャスターよ!!!沸き立て、我が血潮!!!!」ポタポタ

水銀「」グワァァァァァァァァ

キャスター「覚悟なさいメイガス!!!アァァァァァァァァァァァッ!!!」

ランサー(それにしても腰がいたい…)


377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 21:18:48.92 ID:BEimgEJs0

キャスター「ジャンヌ…あぁ…ジャンヌ…」シュゥン

ケイネス「はぁっ…はぁ…苦しい戦いであった…」

ランサー「見事です主よ!!!このディルムッド・オディナ、感激の涙が止まりません!!!」

ケイネス「…ふん、奴めは召喚魔術がメインのようであったからな。贄のない召喚術使いなど、たとえ英霊であっても負けはせぬ」

ランサー「その慧眼…感服致しましたケイネス様…我が主よ…」

ケイネス「さぁ凱旋だ!ソラウに良い土産話が出来たな!!ふはははは!!」ザッザッ

ランサー「あ、はい…」トテトテ


セイバー「な、なんだったのだ一体…?」


389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 21:24:58.04 ID:6HZbUND20

セイバー「はっ…アイリスフィールは!?」

アイリ「…」

セイバー「あ、アイリスフィール!?アイリスフィール!?」ユサユサ


ガチャ


切嗣「…アイリが、もう目を覚ますことはない」

セイバー「そ、奏者…会話を…?いやそのようなことよりも、それは一体どういうことだ…?」

切嗣「…」

セイバー「説明しろ!奏者よ!!」


395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 21:38:01.98 ID:6HZbUND20

セイバー「アイリスフィールが…聖杯の、器…」

切嗣「サーヴァントが脱落するたび、アイリの身体機能がなくなっていったのはより器に近付いていったからだ」

セイバー「奏者…お主、それを知ってこの戦争に参加して…?」

切嗣「…あぁ」

セイバー「お主…それでもアイリスフィールの夫か!?妻の死に涙もせぬのか!?」


399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 21:45:08.81 ID:6HZbUND20

切嗣「…ってるのか」

セイバー「ぬ…?」

切嗣「本当に僕が何の感情も抱かないと思っているのか!?愛した妻だ!機械だった自分を鈍らせた、決して元には戻れないほどに甘くした彼女を失っても!?」

セイバー「…っ」

切嗣「それでもだ!僕には叶えたい願いがある!この聖杯戦争で流れる血を最後の一滴にする!
お前たちにはわかるないだろうこの尊さが!?狂人には!騎士様には!!ましてや暴君には!!」

セイバー「奏者…そなたは…」


402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 21:53:06.68 ID:6HZbUND20

切嗣「セイバー…僕はね、他人を殺すことで奉り上げられる、英雄と呼ばれる存在そのものが嫌いなんだ」

セイバー「…だが」

切嗣「…?」

セイバー「余はそなたが好きだ…十を救うために一を殺す…百を救うために十を、千のために百を、万のために千を…」

セイバー「そのようなこと、心を鉄にした者にしかなし得ぬ。自らを捨ててまで隣人を愛す…
これ以上ないほど歪な魂だ。見るものが見れば嫌悪さえする程に……だが余はそれを美しいと思う」

切嗣「…」


410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 22:03:01.40 ID:6HZbUND20

セイバー「余を嫌悪するのは構わぬ…いや悲しいがな、本当に悲しいが…」グスッ

セイバー「だがな、奏者よ。余はそなたの助けになりたい。確かに余の人生はそなたから見れば薄汚れているやもしれぬ。
それでもだ…余は美しいそなたの剣となりたい。持つことすら憚られる、汚泥にまみれた剣でもそなたの手にとってもらいたい」

切嗣「…っ」クルッ

セイバー「…この戦!必ずや勝利するぞ奏者よ!アイリスフィールの死を無駄にはせん!再び誓うぞ!余がそなたを理想へ導く!!」

ガチャ
バタン

セイバー「………だから、そんなに悲しい目はするな…奏者…」



切嗣「なんだっていうんだ…あのサーヴァントは…」ズルッ


443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 23:04:12.40 ID:6HZbUND20



チュンチュン

TV「昨日深夜、冬木連続通り魔事件の犯人とされる雨生龍之介容疑者が逮捕されました
犯人逮捕に貢献したのはケイネス・エルメロイ…」ブチッ

切嗣「…教会からの通達だと、残るサーヴァントはアサシンとアーチャーとランサー、そしてセイバーだ」

舞弥「バーサーカーを屠ったのはアーチャーです。使い魔のカメラをで回収できました」

セイバー「ほう、興味深い。余にも見せてみよ」

切嗣「…舞弥、ビデオを流してくれ」

舞弥「!…はい」ガチャッ


449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 23:12:04.80 ID:6HZbUND20

バーサーカー『■■■■■■!!!』

アーチャー『この狗が!!!その手癖の悪さ、この我直々に矯正してくれる!!!』

ガガガガガガガガッ!!!

バーサーカー『■■■■■■■!!!』ダッ

アーチャー『この宝具の嵐を掻い潜れると思っておるのか馬鹿め!!串刺しにしてくれる!!』



セイバー「ほう、これまた豪勢な散財っぷりだなアーチャーの奴め」

切嗣「…セイバー、君から見てあいつの宝具はどういったものだと思う?」

セイバー「…ぬ?そ、奏者…?そなた…」

切嗣「…」ジッ

セイバー「そ、そうだな!余が察するには…」パァァァァ


453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 23:18:51.96 ID:6HZbUND20

切嗣「なるほど、英雄王ギルガメッシュか…」

セイバー「余より散財で金ピカで偉そうな者など、そやつくらいしか思い付かぬからな!」フンゾリ

切嗣「あながち、間違ってはいないな。世界の原初…その王が全ての宝具の原典を所持していると仮定すれば辻褄は合う」

舞弥「切嗣…早計は…」

切嗣「わかっている、あくまで予想だ。だが、全く見当がつかないよりはマシさ」


457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 23:25:55.52 ID:6HZbUND20

セイバー「で、だ。今日はどうするのだ奏者よ?こちらから打って出るか?」

切嗣「いや…今日は拠点を移そうと思う。ここはアイリを匿うには目立ちすぎる」

セイバー「遷都か!ならば話は早い!早速向かうとしよう!」

切嗣「遷都、ね…随分と大袈裟だね」フッ

セイバー「!!」

セイバー(ふふっ…奏者の笑った顔は始めてみたな…)


468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 23:33:41.01 ID:6HZbUND20

舞弥「準備はよろしいですか?」ブロロロ

セイバー「むぅ…余に騎乗スキルがあれば是非とも操縦してみたかったが…」

舞弥「あなたの皇帝特権で騎乗スキルを取得できないのですか?」

セイバー「隣に征服王でもおれば付加できるが、流石に余一人でスキルを自由自在とはいかぬな」

切嗣「…アイリ」ソッ

アイリ「…」トサッ

切嗣「…出してくれ舞弥。早いうちに到着しておきたい」

舞弥「はい」ブローン


471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 23:42:48.19 ID:6HZbUND20

武家屋敷

セイバー「ほほう?なかなかあれだな?なんというか…ボロっちいな」

切嗣「まずは土蔵に工房の準備をする。舞弥、水銀を頼む」スタスタ

舞弥「はい」スタスタ

セイバー「まさか昼に襲ってくるうつけが居るとは思わんが、余はアイリスフィールの護衛をしておるぞ」

切嗣「…頼んだよ、セイバー」スタスタ

セイバー「!!うむ!任せよ奏者!!塵の一つもアイリスフィールに寄せ付けぬぞ!!」ピコピコ

舞弥(切嗣…)


478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/02(木) 23:51:49.96 ID:6HZbUND20

ケイネス(秩序・善)「早くも、残るサーヴァントは四体となったか」

ランサー「昨日は激動の1日でした…昨日敗退したサーヴァントのうち一体は我が主の活躍とは、従者の誇りであります」

ケイネス「ふ…過ぎたことを誇るほど私は狭量ではない。見るべきは未来だ。
残るサーヴァントの中で、まず我々が討ち果たすべきは誰かわかっておるな?ランサー」

ランサー「はっ…恐らくは私もケイネス様と同じ心の裡であります」

ケイネス「それでは誅伐に向かうぞランサー!アサシンなどという騎士道の敵は一刻も早く排除だ!!!」

ランサー「一生ついていきます我が主よ!!!」


ソラウ「」気絶中


494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 00:20:27.45 ID:kVvQ9vls0



土蔵

セイバー「…奏者よ。土蔵で寝ていては風邪をひくぞ?」

切嗣「…」

セイバー「アイリスフィールは余が守る。だからそなたは…」

切嗣「アサシンに万一拠点が看破されていたら、僕も狙われかねないからね。
結界は張っているけどアサシンならそれに感知されずに侵入が可能だ」

セイバー「…むぅ、それはもっともだが…」

切嗣「アサシンが敗退するまでさ。それ以降はセイバーに任せる」

セイバー「そ、そうか。なら良いのだ…うむ」


500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 00:29:38.70 ID:q4/Rawy70



TV「昨日、冬木市で起きた銀行強盗をケイネス・エルメロイ・アーチ…」ブツッ

切嗣「…教会からの連絡で、どうやら昨日、監督役が殺されたらしい」

舞弥「!!殺された?」

切嗣「死亡した、としか聞かなかったけれど十中八九殺されたと見ていいだろう」

セイバー「ふむ、監督役を亡き者にして、ルール無用の混戦にでもする魂胆か?」

切嗣「それはわからないが…もう一つの情報はもっと重要だ。アサシンが敗退し、遠坂時臣が死亡した」

セイバー「…ほう?ならばそのトオサカとやらがアサシンのマスターであったということか?」


506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 00:38:41.92 ID:q4/Rawy70

切嗣「いや、あの遠坂がアサシンを召喚するとは思えない。恐らくはサーヴァントを奪い取られた…か?」

セイバー「奏者が言うならばそうなのだろうな。残るは三騎士のみということは、あのアーチャーはトオサカのサーヴァントだったということか」

切嗣「アサシンの元マスターも想像はついている。言峰綺礼…元代行者、戦闘のプロだ」

舞弥「なら、残りはケイネス・ランサー組、言峰・アーチャー組ですね」

セイバー「いずれの敵も不足なしだな。特に、ここ二日のランサー組の調子の良さは異常だ…」


521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 00:51:57.77 ID:q4/Rawy70

鳩「クルッポー」

セイバー「む?伝書鳩か。今時古風なことをする」

切嗣「…この旧態然とした手法…恐らくはケイネスだろう。チッ、早いな…もう拠点が割れたか…」カサッ


残るマスターとサーヴァント諸君よ。まずはその武功を讃えよう。
さて、この果たし状は、ケイネス・エルメロイ・アーチボルト及び、ディルムッド・オディナが騎士としての決闘を申し込むものである。
舞台は冬木中央公園、時刻は20時。
我こそはと思う兵は尋常に立ち合おうではないか。


切嗣(…頭痛が)

セイバー(本当に奴らになにがあったというのだ…?)


532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 01:09:37.46 ID:q4/Rawy70

セイバー「奏者よ…これはどうするのだ…?」

切嗣「無視…といきたいところだが、そうは行かないだろうな。僕らにはアーチャーの情報が少ない」

セイバー「あの宝具をビュンビュン飛ばす宝具以外にも何かあると?」

切嗣「敵は英雄王だ。そうかんがえたほうが良いだろう…それに、言峰綺礼には多分僕では勝てない」

セイバー「そのような弱気では…!」

切嗣「いや、じゃんけんのようなものさ。理由は置いておくけど、僕はケイネスにはまず負けない。
ケイネスは言峰に負けない。言峰は僕に負けない。こんな三竦みが出来上がっているんだ」




541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 01:17:29.59 ID:q4/Rawy70

切嗣「アーチャー組と真っ向から闘うのが不利な以上、奴らも果たし状に乗るのを祈って僕らも中央公園へ向かおうのが上策だ。混戦となれば状況は覆る」

セイバー「…そういえば、ランサーの情報も少ないのではないか?」

切嗣「ランサーの宝具は予想がつくからね。ディルムッド・オディナの双槍だろう?」

セイバー「破魔の紅薔薇と必滅の黄薔薇か…」

切嗣「厄介なのは破魔の紅薔薇だ。最悪を想定すると、セイバーの招き蕩う黄金劇場自体を即キャンセルされかねない
だけど地力でセイバーが勝る以上、アーチャー組以上の脅威にはなりえない」


552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 01:26:22.41 ID:q4/Rawy70

セイバー「そうと決まれば、もしかすると今宵が最終決戦になるやもしれぬということ…だな」

切嗣「あぁ…そうだね」

セイバー「聖杯は目前だ…大船に乗ったつもりでおれ奏者よ。余の聖杯戦争は未だ無敗
此度も全勝をもって幕としよう」

切嗣「期待しているさ。可愛い女帝さま?」

セイバー「な、なにを急に申すのだそなたは!可愛いではなく美しいと言えたわけ!」カーッ

切嗣「そういえば聞いていなかったけど…セイバー、君は聖杯に何を望む?」

セイバー「よ、余の願望か?そ、それはだな…」

切嗣「…まさか、世界征服とか」

セイバー「そんなわけがあるか!余の願いは…」


557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 01:33:34.52 ID:ojmPPq7q0

中央公園

ケイネス(秩序・善・カリスマB)「よくぞ集まった勇者たちよ!我が決闘を受け入れてくれたことには感謝申し上げる」

アーチャー「ハッ!雑種風情が我に決闘を挑むなどとは万死に値する不敬…
浅薄で尊大なる勘違いを我が手ずから正しに来てやったのだ!断じて決闘などに応じたわけではない!!」

セイバー「実物を見ると尚更偉そうだな?英雄王?」

アーチャー「…ほう?我が真名に気付いたかセイバー?」

セイバー「フン、余より偉そうな奴なぞ貴様くらいしかおるまいて」


565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 01:39:45.69 ID:ojmPPq7q0

アーチャー「なに、わざわざこの我がこの場に参じたのは、貴様に興味があったということも理由だぞセイバー?」ニヤァ

セイバー「そうか、余はそなたに興味なぞないから他を当たれ」

ランサー「アーチャーよ、三騎士としてあるまじき言動は聞いていて虫酸が走る。
俺としては、今すぐにでも始めてしまってよいのだぞ?」ジャキッ

アーチャー「雑種が…我に意見するか?」ギリッ


587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:57:23.45 ID:KR8p8dWW0

ケイネス「魔術師(善)に元代行者に魔術師殺し…ふん、一見すると私が絶対的不利に見える組み合わせだな?」

切嗣「さてね…僕としては、こうも真っ向から戦うなんて経験は無いからね、今すぐにでも逃げ出したい気持ちさ」

言峰(衛宮…切嗣…こいつがか…?こいつが私の空虚を埋める鍵になると…?)

ケイネス「む、どうしたかね元代行者?」

言峰「いや…」

言峰(ならばあの目はなんだ…?何も見い出してなどいない…私と同じ空虚に支配された目ではないのか…!?)


589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:03:55.61 ID:KR8p8dWW0

言峰「衛宮切嗣…貴様、過去に傭兵をやっていたな?しかも明らかに割りの合わない」

切嗣「あぁ、そんな時代もあったね」

言峰「そして、今はアインツベルンに落ち着き、傭兵稼業はしていない…」

ケイネス「その話は私も知るところだな。だがまぁ他人のプライベートには詮索しまい」

言峰「答えろ衛宮切嗣…闘争の果てに、貴様は何を得た?」

切嗣「…」


592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:14:44.77 ID:WKjvf2eo0

切嗣「■■■■■■■■■■■■■」

言峰「それが…それが我が問いへの答えと言うのか!?衛宮…切嗣ぅぅぅぅぅぅううううううううううううう!!!」 ダダダッ

ケイネス「沸き立て、我が血潮」

水銀「」グワァ

言峰「…くっ!!月霊髄液か」

ケイネス「落ち着きたまえ元代行者よ。従者の尋常な勝負を見届けるのもマスターの務めだ。
そういきなりけしかけるものではない」

切嗣(決闘に応じたのは正解だったな…さっきは僕一人では危なかった)



657:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 12:56:45.66 ID:RCsjI9KX0

ギルガメッシュ「この我に楯突いたこと…後悔しながら死んでいけ、雑種」グニャァ

ランサー「…例の宝具か」

セイバー「正念場だなランサー?あれを凌ぎきるのはちと骨だぞ」

ランサー「ふっ、弱音とはらしくないなセイバー?…ゆくぞ英雄王!このディルムッドが双槍の冴え、とくとご覧あれ!」ジャキッ

セイバー「そなたのスキル、借り受けるぞランサー
…さて、余の剣舞に見惚れるなよ?金ぴか」ジャキッ 

〈セイバーのステータスが更新されました〉
心眼(真)B…皇帝特権により一時的に付加

アーチャー「うまく避けろよ?すぐに終わってしまってはつまらんからな!」



658:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 12:59:10.92 ID:RCsjI9KX0

ケイネス「…始まったようだな?では我々もそろそろ始めるとするか」

切嗣「…」カチャッ

言峰「…」ジャキッ



ケイネス「Scalp!!」ザンッ

切嗣「固有時制御二倍速…!」ダダッ

言峰「衛宮…切嗣!!!」ダダッ



660:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 13:02:15.23 ID:RCsjI9KX0

アーチャー「ほう?なかなか耐えるなセイバー、雑種?」

セイバー「…先ほどで、余たちは計何度凌いだ?ランサー」ハァハァ 

ランサー「…次で第十二射だ」ハァハァ 

セイバー「…ランサーよ、次の一合…賭けに乗る気はないか?」

ランサー「…賭け、だと?」



662:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 13:08:11.36 ID:Stv3VX7B0

セイバー「そなたが余の前に出て進撃し、かつ可能な限り宝具を叩いた後に離脱せよ…
その後に余が突撃を仕掛け、アーチャーを切り伏せる」

ランサー「…俺一人で全ての宝具を叩き落とすのは無理だ。7か8は取りこぼすが、それでもいいのなら」

セイバー「十分だ…共に勝利を、ランサー」

アーチャー「作戦会議は終わったか?では次だ。せいぜい踊れよ道化?」  

ガガガガガガガガ!!!



677:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 14:58:42.53 ID:2M5STCZh0

ランサー「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ガガガガガ

アーチャー「捨て身か?くはは!!甲斐甲斐しいな雑種!!」

ランサー「…くっ!!」ダッ

セイバー「ご苦労であったランサー!!はああああああああああああ!!!」ダダッ

ガン!ギン!

アーチャー「貴様も宝具の雨に突っ込むか!?浅ましいな!狂犬の二の舞だぞセイバー!!」

セイバー「……ぐぁっ!!」グサッグサッ!

ドサッ

ランサー「セイバー!」


678:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:01:50.96 ID:2M5STCZh0

アーチャー「惜しいなぁセイバー?あと三歩も踏み込めば我に届いたのだがなあ?ククッ…」

セイバー「…十分だ」ニヤッ

ガバッ!!

アーチャー「なに!?貴様まだ!?」

セイバー「三度、落陽を迎えても〈 インウィクトゥス・スピリー トゥス 〉!!」ダダッ

アーチャー「くそっ…!エア……!!」ブォン…

セイバー「遅い!!」

セイバー「奏者よ!!この剣舞…そなたに!!」ザンッザンッザンッ

アーチャー「ーーーッ…ガハッ…!!!」ガクッ

ランサー「…蘇生スキル持ちとは…貴女はどこまでも規格外だな」



679:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:03:43.49 ID:2M5STCZh0

アーチャー「まさかこの我に傷を付ける女子がいようとはな…」スーッ

セイバー「女子供扱いするでない。まあ、貴様の散財ぶりは見ていて好ましかったぞ金ぴか?」

アーチャー「涜神の妖婦…いや実に興味深かったが、その無礼、特別に許そう。
手に入らぬからこそ美しいものもあるからな…」シュンッ

ランサー「勝った…か」



681:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:06:23.28 ID:2M5STCZh0

ケイネス「…どうやら、向こうは一段落ついたようだな?」

言峰「ふん…死んだか、英雄王」


切嗣「………ッ!?馬鹿な…聖杯が…!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

ケイネス「何だ…あの禍々しい魔力は?あれが聖杯だと!?」 

切嗣「馬鹿な…アイリッ……!!」  


682:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:09:22.48 ID:2M5STCZh0

言峰「………これだ」

ケイネス「む?」

言峰「これが私が求めていたものだったのか…!ふふ、くはは……!!何だこの醜悪なモノは!?
私の空虚は、汚泥でこそ埋められると!?言峰璃正は私を産むために犬畜生でも孕ませたのか!?」

切嗣(こいつは…やはり危険だ)ジャキッ



685:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:12:26.32 ID:KcLCOLnn0

言峰「貴様らはこれがいらんのか?ならば私がもらい受け……ガハッ!?」ズバァッ

ケイネス「不意打ちなど騎士道に反するが…それ以上に貴様は誅伐の対象足りうる
もう悩むことはない。安らかに眠るがいい」

言峰「ケイネス…きさ…」バタッ

切嗣(…つくづく、決闘を受け入れて正解だったな)スッ


686:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:14:50.68 ID:fShptPca0

セイバー「奏者よ!なんだあれは!?あれが聖杯だと!?」タタッ

ランサー「我が主よ…これはどういう…」 

切嗣「恐らくは、ギルガメッシュの霊格が大きすぎて、サーヴァント二体分の聖杯の空きを埋めてしまったんだろう」

ケイネス「それにしてもあの魔力…醜悪にも程がある。理由は知らんが、これではまともな願望器としての機能は望めまい」

ランサー「…と、言いますと」

ケイネス「簡単なことだ。あの聖杯は破壊の形で願いを叶えるのだよ。世界平和が願いなら、世界中の人間を殺す…といった感じにな」

セイバー「なっ…!?」


689:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:16:39.70 ID:fShptPca0

切嗣「…あの聖杯は、破壊しなければならない」ギリッ

セイバー「そ、奏者よ!それではそなたが…アイリスフィールが…」

切嗣「…それしかないんだ!!」

セイバー「何故だ…なぜこのような…」

ケイネス「早計は禁物だ、魔術師殺し。あの聖杯を破壊してみよ?中の泥が付近一体を焦土に変えるぞ」

切嗣「……ッ!!!」ハッ

ランサー「なれば、どうすれば…」


693:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:18:44.68 ID:fShptPca0

ケイネス「……ランサー、それにセイバーよ。貴君らは、生き地獄を味わう覚悟はあるか?」

セイバー「それは、どういう…?」

ケイネス「受肉を願え。貴君ら二人で聖杯の魔力を全て取り込み、呪いを抱えたまま生きていくのだ
口惜しいが、アレは人間には手に余る代物だ」 

セイバー「…願いの対象を個に集中させ、被害を押さえる…か」 

切嗣「…セイバー、無理は」

セイバー「面白い!呪いなど皇帝たる余が全て飲み干してやろう!!」

切嗣「…っ」

ランサー「私も覚悟は出来ていますケイネス様。なに、あの程度の呪い、グラニアの誓約に比べれば可愛いものです」フッ

ケイネス「…私は素晴らしい従者を持った…誇りに思うぞ、ランサー」



694:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:21:16.20 ID:fShptPca0

セイバー「それでは、奏者よ。行ってくるぞ」

切嗣「…セイバー」

セイバー「む?」クルッ

切嗣「令呪をもって命ずる…」

切嗣「死ぬな、セイバー」キュイーン

セイバー「奏者…」

切嗣「生きろ、セイバー」キュイーン

セイバー「うむ…うむ……」

切嗣「アイリを…受け止めてやってくれ」キュイーン

セイバー「……当たり前だ!そなたは何も心配するな!今の余は無敵だ!!」


695:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:24:35.21 ID:fShptPca0

ケイネス「令呪をもって命ずる…受肉後も、必ずや再び我が従者として帰ってこい」キュイーン

ランサー「御意に…」

ケイネス「私に一生付き従え」キュイーン

ランサー「御意…」

ケイネス「呪いなどにより、騎士の誇りを汚すことなかれ」キュイーン

ランサー「…主の命、確かに聞き届けました。……では、行って参ります」



700:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:28:41.93 ID:fShptPca0

セイバー「……築かれよ、我が摩天!ここに至高の光を示せ!!」

サアアアアアアアア

ランサー「いつ見ても、豪著な造りだな」

セイバー「闘いの幕にはふさわしかろう?」

ランサー「フッ…装飾華美は趣味ではないのだがな。…終わらせるぞセイバー」

セイバー「うむ……聖杯よ、余は受肉を望む!」

ランサー「この意に従うならば応えよ!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

セイバー「奏者、待っておれよ?必ずや…」

ランサー「ケイネス様…いま暫しのお待ちを。すぐに帰参致しますゆえ…」

…………………


703:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 15:30:13.55 ID:fShptPca0

草原

切嗣「おや、随分と遅かったね?セイバー」

セイバー「馬鹿者、そなたが早死にすぎなのだ。呪いを受けた余を置いて60手前で逝きよって」

切嗣「ははっごめんごめん…」

セイバー「…よい、これからたっぷり埋め合わせをしてもらうからな!」

切嗣「お手柔らかに……それで、大聖杯はどうなった?」

セイバー「余が直々に見届けた。あれから60年後、ケイネスとそなたの細工はしっかりと作動したぞ」

切嗣「そうか…成功したか…ふふっ…」


ーーーあぁ、安心した…

End

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